2022年作品、白石和彌監督、阿部サダヲ 岡田健史 岩田剛典 宮﨑優出演。
理想とは程遠いランクの大学に通い、鬱屈した日々を送る雅也(岡田健史)の元にある日届いた1通の手紙。 それは世間を震撼させた稀代の連続殺人事件の犯人・榛村(阿部サダヲ)からのものだった。
24件の殺人容疑で逮捕され、そのうちの9件の事件で立件・起訴、死刑判決を受けた榛村は、犯行を行っていた当時、雅也の地元でパン屋を営んでおり、中学生だった雅也もよくそこに通っていた。 「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。 犯人は他にいることを証明してほしい」。 榛村の願いを聞き入れ、雅也は事件を独自に調べ始める。 そこには想像を超える残酷な事件の真相があった。
監督は白石和彌、「孤狼の血 LEVEL2」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/08/27/060000 以来の作品ですね。
雅也役は岡田健史、「そして、バトンは渡された」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/11/17/060000 が近作です。
榛村役を阿部サダヲ、「MOTHER マザー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/07/11/060000 に出演していました。
予告編から、なかなかエグい作品と思っていましたが、さすがにその原作を白石和彌監督が仕上げていましたね。 爪を剥いで苦しめていくシーンは見るに堪えませんでしたが、榛村の二面性というか本性と言うか、彼の子供の頃の生活なんかまでは深く語られないところが、帰って怖さが増しましたし、彼の影響を受けた人間がまだまだいる気がしてなりません。