2019年作品、トレヴァー・ナン監督、ジュディ・デンチ ソフィー・クックソン スティーヴン・キャンベル・ムーア トム・ヒューズ出演。
夫に先立たれ、仕事も引退したジョーン・スタンリー(ジュディ・デンチ)は、イギリス郊外で穏やかな一人暮らしを送っていた。 ところが、2000年5月、ジョーンは突然訪ねてきたMI5に逮捕されてしまう。 半世紀以上も前に、核開発の機密情報をロシアに流したというスパイ容疑だった。 ジョーンは無罪を主張するが、先ごろ死亡した外務事務次官のW・ミッチェル卿が遺した資料から、彼とジョーンがロシアのKGBと共謀していた証拠が出てきたというのだ。 彼女の息子で弁護士を務めるニック(ベン・マイルズ)立ち会いのもと、次々と明かされるジョーンの驚くべき真実。 仲間や家族を裏切ってまで、彼女は何を守ろうとしたのか。 そして、ジョーンを突き動かしたものとは?
監督はトレヴァー・ナン、初めて作品を見る監督ですね。
現在のジョーンはジュディ・デンチ、「キャッツ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/02/05/060000 に出演していました。
若い頃のジョーンはソフィー・クックソン、「死霊院 世界で最も呪われた事件」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/12/28/180000 に出演していました。
今作は実話がベースになっているそうです。 スパイと言っても、訓練されたプロという感じではなく、時代の波と、彼女自身のドラマが、そういう感じに彼女を仕向けていった、そんな感じですね。 実在のモデルになった女性は、その情報をソ連、ロシアが手に入れたことの重大性という感じよりも、その時々に彼女の置かれていた立場の方のこだわりが強く、「お婆ちゃんスパイ」という感じの意外性の方が話題になったようですね。