2021年作品、ガブリエラ・カウパースウェイト監督、ケイシー・アフレック ダコタ・ジョンソン ジェイソン・シーゲル チェリー・ジョーンズ出演。
仕事に打ち込むジャーナリストのマット(ケイシー・アフレック)と妻で舞台女優のニコル(ダコタ・ジョンソン)は、2人の幼い娘を育てながら懸命に毎日を送っていた。しかし、ニコルが末期ガンの宣告を受けた日から、一家の生活は一変してしまう。 妻の介護と子育てによる負担が日に日に重くのしかかるマット。 そんな彼に救いの手を差し伸べたのは、辛く苦しい時も長年支え合ってきた 2 人の親友・デイン(ジェイソン・シーゲル)だった。 デインもまた、かつて人生に絶望した時にマットとニコルから心を救われた過去を持っていた。
デインは、彼らを手伝うため、はるばるニューオリンズからアラバマ州の田舎町フェアホープまで車を走らせ、ティーグ家に住み込んでサポートすることに。 2 年にも及ぶ闘病生活。3人の想いと苦悩が交錯していくなかで、愛と友情の先に彼らが見つけた希望とは……。
友というのはこういうものかもしれませんね。でも凄まじい闘病記のような。
監督はガブリエラ・カウパースウェイト、作品を見るのは初めてでした。
マット役はケイシー・アフレック、「さらば愛しきアウトロー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/08/13/060000 に出演していました。
デイン役はジェイソン・シーゲル、「ザ・ディスカバリー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/06/10/060000 を記事にしています。
ニコル役はダコタ・ジョンソン、「ザ・ピーナッツバター・ファルコン」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/02/24/060000 に出演していました。
物語はチャンスを掴んだマット、彼は妻となるニコルを射止め、2人の子供の恵まれます。 仕事も順調で、幸せな家庭を築けます。 一方、デインは本当はニコルに憧れていましたが、友である二人を快く祝福し、彼も結婚のチャンスが来ていました。 しかしそんな時ニコルの病気が発覚、末期癌でした。 これから彼女は心身ともに大変な状況になる、医師にそう言われ、闘病生活が始まります。 そしてデインは彼らの家に住み込み、介護、子供の世話、ニューオリンズから全てを投げ打って最後まで付き合うために、恋人も振り切って尽くします。
今作は、末期癌の患者が心も荒んでいく様をリアルに描いていますね。 鬱になったり、癇癪を起こしたり、よく最後は達観すると言いますが、おそらくそんな末期癌患者は一握りだと私は経験から思いますね。 だからこのデインのような存在と、いよいよ最後の時を迎える時に現れる女性・プルエットがすごいんですよね。 私は神の化身だと思いました。
マットとニコル
ニコルも地元で友もでき
なんとか二人の子供たちも育ち
しかしニコルの病気が発覚
デインは駆け付け寄り添います
大きな支えに
そして最後の時を