2000年作品、ナンシー・マイヤーズ監督、メル・ギブソン ヘレン・ハント マリサ・トメイ ローレン・ホリー出演。
広告代理店のニック(メル・ギブソン)は母親がダンサーだったことで変わった人生を送ってきた。 女性に対して自信満々で、口説き方からベッドで寝るなんてお手の物。そんなニックは離婚を経験し前妻が再婚する事になり、一時的に年頃の実娘のアレックス(アシュレー・ジョンソン)と生活するが、今までまともに父親らしいことをしてこなかったせいか完全に馬鹿にされている始末。 会社でもヘッドハンティングされてきた美人女性ダーシー(ヘレン・ハント)がニックの狙っていたポジションに就くことになり、自分の上司になる。
彼女は女性向けの広告で成功を収めてきたので、会社の方針として女性向けの広告を作ることになった。 ニックは彼女を憎く思いながらも自宅で女性の気持ちになって広告を考えていた時、あるドジを踏んでしまう。 しかし、この出来事で突然、女性の考えることが聞こえるようになる。 それを境にニックが女性の心の声に耳を傾けることから、彼の仕事、恋愛、父娘関係、が変わっていく事になる。
ちょっとしたファンやジーでしたね。
監督はナンシー・マイヤーズ、「マイ・インターン」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/13545463 も良かったですね。
主演はメル・ギブソン、「リーサル・ストーム」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/03/18/060000 が近作となりますね。
ヘレン・ハントは、「フロッグ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/05/01/060000 に出演していました。
物語は、女性とお気楽にやっていたニックでした。 しかし前妻が再婚したことから娘を預かることになり、さらには会社で新しい女性やり手社員が来て、いきなり部下にされてしまいます。 しかしあることから、彼に特殊な能力が備わってしまいます。 なぜか女性の考えていること、心の声が聞こえてしまいます。 初めはパニックになったニックでしたが、ふと考えこれを利用して、仕事や恋愛に使っていくことを思いつき、さらには娘との関係も改善していきます。
今作は一種の超能力が電気ショックで備わってしまうんですね。 しかし彼は結構そつなく利用していき、新しい恋をつかんでいきます。 この監督の作品は根底に優しさが流れていますね。 でも今のメル・ギブソンなら絶対やらない役に感じましたが(^^)