2014年作品、常廣丈太、本橋圭太演出、天海祐希 田中哲司 速水もこみち 鈴木浩介出演。
第2話 しゃべらない男
河原でモデル・霞智子(佐藤寛子)の死体が見つかり、さっそく被疑者が逮捕された。被疑者は遺体発見現場近くのコンビニエンスストアのトイレで、凶器と思われるスパナを洗っていた杉田英治(林家正蔵)。 妻と中学生の娘を持つ電器店の店主だった。
ところがこの杉田、捕まってから12時間が経過しても、捜査一課での取り調べに対して一言もしゃべらない。 お手上げ状態になった捜査一課は、有希子(天海祐希)ら「緊急事案対応取調班(=キントリ)」に取り調べを要請。 さっそく菱本(でんでん)と小石川(小日向文世)が、杉田の取り調べを始めることに。 ところが、杉田は落ち着き払った態度で、相変わらず完全黙秘を貫く。
一方、捜査一課のもつなべコンビ、監物(鈴木浩介)と渡辺(速水もこみち)は聞き込みのため、杉田の妻・美紀(田中広子)を訪問。ところが、キントリに上がってきた報告には、これといって取り調べの切り札となるようなものがない。 そんな中、このような状況下で美紀が店を営業していたことに引っ掛かる有希子。 キントリに手柄を奪われたくないもつなべコンビが、何かを隠しているに違いない。 そう考えた有希子が2人を糾弾すると、杉田は真面目で仕事熱心な男で、近所の人々からも慕われていたことが判明する。 しかも、杉田の娘・はるか(小芝風花)は重い心臓疾患を抱えているのだが、その娘の面倒も実によく見ていたというのだ。
女を殺して黙秘を決め込む凶悪犯、病気の娘を気遣う優しい父親、どちらが本当の杉田なのか!? そんな中、はるかがようやく手術を受けられることになった。 梶山管理官(田中哲司)の指示で、有希子は美紀にもう一度話を聞くべく、中田(大杉漣)とともに病院へ。
そこではるかが発した“ある一言”、偶然出くわした意外な人物の話から、有希子は“いちばん立てたくない仮説”にたどり着いてしまう。
取調室のメンバーででんでん、「愛なき森で叫べ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/11/27/180000 に出演していました。
小日向文世は、「劇場版 奥様は、取り扱い注意」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/03/30/060000 に出演していました。
ゲストキャラは林家正蔵、「あの日のオルガン」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15904315 に出演していました。
そして小芝風花、「妖怪シェアハウス」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/10/01/220000 で主演をしていましたが、今はドラマに引っ張りだこ、映画にも出て欲しいところですね。
今回はいきなり女性の他殺体が発見されます。 そして凶器を洗っていた男が捕まります。 もうこの犯人で決まり、そうなってしまうところですが、黙秘をする男があまりにも頑なだったので、捜査一課が根を上げてしまいます。 そして真壁たちの出番となりますが。 しかしこの犯人増は全く違うものでした。では何故黙秘をするのか?