2019年作品、常廣丈太 本橋圭太 山本大輔演出、天海祐希 田中哲司 速水もこみち 鈴木浩介 大倉孝二 塚地武雅 でんでん 小日向文世出演。
第9話 私が救いました
かつて真壁有希子(天海祐希)ら「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」が取り調べ担当に手を挙げるも、却下されてしまった事件が再び動き出した。 それは、医大生・藤井卓生(坂東龍汰)が同級生を刺殺したと目される事件。 藤井が容疑を否認し続けたため、取り調べが中止された事件だった。 だがその後、事件発生時に「やめろ、藤井」という被害者の声を聞いた人物の存在が明るみになり、警視庁は藤井の逮捕を決定。 キントリに対し、彼を48時間以内に落として送検するよう命じたのだ。
実はこの事件、キントリが自供を引き出せなかった連続殺人事件の被告人・北山未亜(吉川愛)との関連性が疑われていた。 藤井が未亜とSNSで連絡を取り合っていたことが判明したからだ。 その事実を知ったキントリは一丸となり、「今度こそ必ず落とす!」と奮起。 だが、刑事部部長・磐城和久(大倉孝二)は無情にも、この事件を最後にキントリの構成メンバーが正式変更されることを告げ。
現キントリがまさに背水の陣へと追い込まれる中、有希子は未亜と藤井をつなぐ“もうひとつの接点”を見つける。 その接点とは3年前に発生した豪雨災害。 当時、2人は土砂崩れによってキャンプ場に隔離されてしまったが、地元中学の校長・染谷巌(吉田鋼太郎)によって救出されていたのだ。 有希子らは藁にもすがる思いで染谷のもとを訪問。 ところが、3年前の経験をもとに定年後は防災講義に勤しんでいるという染谷は、未亜と藤井の現在について何も知らないようで。
その矢先、藤井が留置場で暴れ、大怪我を負うという騒動が発生。 しかも、藤井は有希子らに対し、これまでの捜査を180度覆すうような“不穏な一言”を発する。
9話と10話は前後編で放送されましたね。
藤井卓生役は坂東龍汰、「犬部!」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/07/27/060000 に出演でした。
北山未亜役は吉川愛、「ハニーレモンソーダ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/07/17/060000 に出演でした。
染谷巌役は吉田鋼太郎、「湯道」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/03/01/060000 に出演でした。
さて、今回も難事件でした。 別の事件の容疑者が、キントリが担当した事件の重要参考人ということで、拗れていくんですね。
さらにキントリの行方も不透明で、そこに部長の磐城の思惑も絡んできます。 でもこの2話では、彼の悩みも関わってくるんですね。 犯人はだいたいわかってきますが、そこは二転三転する感じになっていくんですが。