anttiorbの映画、映像の世界

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妖怪シェアハウス ①

2020年作品、豊島圭介 山本大輔演出、小芝風花 松本まりか 毎熊克哉 池谷のぶえ 大倉孝二出演。

借金取りに追われ、キャリーケースを引きずりながら住宅街を逃げ走る1人の女の子――目黒澪(小芝風花)。 彼氏の奥園健太郎柾木玲弥)に助けを求めるために部屋へ向かうが、そこには健太郎のほかに女性の姿が。 混乱する澪に健太郎は迷惑そうに帰れと言い放ち、実は二股をかけられていたうえに、自分が二番目だった事実を知る。そもそも借金を背負うことになったのは、健太郎が原因だったのに…。
人に嫌われることを恐れ、空気を読みながら真面目に生きてきた澪は、特にやりたいこともなく、とりあえず就職できた会社で事務として働いていた。 ゆくゆくは無難に社内恋愛、結婚、出産と考えていたなか、おしゃれなイケメン・健太郎と出会ったのだが、これがとんでもないダメ男だったのだ。
デート代も趣味のアンティーク時計を買うためのお金も、澪を言いくるめては払わせ、挙句の果てには、結婚をちらつかせて健太郎の仕事のミスも澪が被ることに。
結局澪は会社をクビになり、借金を背負い、家も追い出され…。 すべてを失い、健太郎にも突き放された澪は、失意のなか道端で倒れてしまったところを、伊和(松本まりか)という女性に助けられる。
伊和が住むシェアハウスで目覚めた澪は、住民たちに事の顛末を涙ながらに聞いてもらうが、どこか住人たちの様子がおかしい。 その晩は空き部屋で寝かせてもらうことになったが、夜中に目覚め居間を覗くと、そこには妖怪たちの姿が…!
 
さて今度はこの作品です。
演出は豊島圭介、「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/04/02/060000 は興味深いドキュメンタリー作品でした。
もう一人は山本大輔、「おっさんずラブ」の2話と5話 https://anttiorb.hatenablog.com/search?q=%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E5%A4%A7%E8%BC%94 を監督していました。
そして主演は小芝風花、「天使のいる図書館」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15768032 を記事にしています。
 
物語は心身ともにズタズタになった女性のお話です。 男に浮気され、捨てられ、借金を背負い、会社も首になり、とうとう倒れてしまった目黒澪。 そこに通りかかった一人の女性、伊和という片目の眼帯の女性に助けられます。 彼女に連れてこられたのは神社の隣の建物でした。
介抱され親切にされますが、そこには彼女以外に3人の人物がいました。 そして何かいぶかしげな表情、でも伊和が可愛そうだと説得してしばらくそこにおいてあげることに。 しかし夜な夜な彼らは異形なものに変わっていきます。 そう彼らは妖怪で、ここは妖怪のシェアハウスでした。
 
さて、第1話、妖怪と一緒に住むことになった澪、その出会いのお話と、この忌々しい健太郎に何とかやり返すというお話でした。
 

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借金取りに追われる澪

 

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しかし恋人だと思った健太郎はとんでもない男だった

 

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そして助けてもらったところで

 

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彼らは妖怪だった

 

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そして復讐に力を貸してくれる