2018年作品、ジャック・オーディアール監督、ジョン・C・ライリー ホアキン・フェニックス ジェイク・ギレンホール リズ・アーメッド出演。
1851年、アメリカ・オレゴン州。兄のイーライ(ジョン・C・ライリー)と弟のチャーリー(ホアキン・フェニックス)からなる殺し屋兄弟のシスターズ兄弟は、雇い主の“提督”ことコモドア(ルトガー・ハウアー)から探鉱者のハーマン・カーミット・ワーム(リズ・アーメッド)なる人物を抹殺するよう依頼を受けた。 イーライはハーマンがなぜ標的になったのかチャーリーに尋ねると、どうやらハーマンは提督から何かを盗んだらしく、あれだけ用心深い提督がモノを盗まれること自体よっぽどのことだったのだろうとのことだった。 イーライは酒に溺れて時々銃を乱射するチャーリーをなだめながらハーマン探しの旅を続けた。
その頃、提督の雇った調査員ジョン・モリス(ジェイク・ギレンホール)は、幌馬車隊に紛れていたハーマンを発見、オレゴン州の南にあるマートル・クリークへと尾行する。 ハーマンと接触したジョンは、ハーマンが金で栄えるカリフォルニアに行くと聞きつけ、一緒にジャクソンビルまで旅をすることになったと、シスターズ兄弟に伝言を残しておく。 あらかじめジョンから人気のない場所にハーマンを誘い出す手筈を伝えられていた兄弟は先を急ぐが、野営を張っている際にイーライが毒蜘蛛に噛まれて顔が腫れ上がってしまう。
ジョンはハーマンが金を採掘する道具を持っていないことに気付き、どうやって川から砂金を取り出すのか尋ねてみたところ、化学者であるハーマンは金を見つけることができる薬品を開発したというのだった。 その後、辿り着いたジャクソンビルでジョンに襲われたハーマンは、自分は提督から盗んだわけではなく、提督が自分の薬品を狙っているのだと釈明、こんな野蛮な世界を変革しようと持ち掛けた。
その頃、カリフォルニア州のメイフィールドに辿り着いたシスターズ兄弟は、町を牛耳る女傑のメイフィールド(レベッカ・ルート)から、ジョンとハーマンを見かけなかったか尋ねたが、見てないとのことだった。 メイフィールドの経営するホテルに泊まることにした兄弟は、酒場で飲んだ後、メイフィールドに雇われた男たちに待ち伏せされた。 悪名高い殺し屋である自分たちを殺すことがメイフィールドの目的だと気付いた兄弟は、銃撃戦の末に男たちを倒し、メイフィールドを締め上げたところ、提督以外にもハーマンを狙っている者がいることを知る。
兄弟はメイフィールドを殺して金庫から大金を奪い、途中のサンフランシスコの高級ホテルに宿を取り、高級レストランで食事を採る。 思わぬ大金を手にしたイーライは、もはや提督に従う必要はなく、嘘の報告だけして殺し屋稼業から足を洗おうと持ち掛けるが、まだ殺し屋を辞める気のないチャーリーは反発、二人は取っ組み合いのケンカとなるのだった。
比較的新しい作品でしたね。
監督はジャック・オーディアール、「ディーパンの闘い」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14058814 を記事にしています。
主演はジョン・C・ライリー、「俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15144752 に出演していました。
ホアキン・フェニックスは、「ジョーカー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/10/22/060000 は傑作でしたね。
物語はシスターズ兄弟がある人物の殺しを依頼されます。 ハーマンと言う男は子もドアという提督と呼ばれている男を出し抜くというやり手のような感じに聞こえます。 そして二人はハーマン探しを始めます。
提督は調査員も雇っており、ジョンと言う男はハーマンを発見します。 そして尾行を開始しますが。
西部劇の側面もありますが、結構男たちの人間ドラマ的な感じになっていますね。 提督役がルドガー・ハウアーなのでおもしになっており、それが威圧感というか映画を引っ張っていますね。