30年の昏睡状態から目覚めた熱血刑事・京極浩介(唐沢寿明)と、彼とバディを組むことになった若手刑事・望月亮太(窪田正孝)。 豪快で破天荒な捜査方法で、コンプライアンスも常識も世間の空気も全て無視する “昭和の肉食デカ” と、“平成のザ・草食系刑事” の凸凹コンビだった。
横浜中央署は大々的なPRビデオを制作した。 京極、望月だけでなく、松浦(藤木直人)や若山(竹内涼真)も加わり、さらに山瀬(伊藤沙莉)の発明品を使い大がかりなアクション作品を手掛けたのだった。 もちろんそれを強烈に推し進めたのが本部長の神野(小日向文世)だった。
しかし30年前からタイムスリップしたような人間の京極は、まったく理解不能であり、認めようともしなかった。 親しみやすいようにミニふなっしータイプの、“ブナッソー” (声:出川哲郎)を作り、親しみやすいキャラにして試験的に署内で協力することになる。
しかし京極は刑事の感の方が優れていると言い張り、それではという事で、京極・望月コンビと、ブナッシーと山瀬栞、三島菜々子(桜井日奈子)、小山内美咲(武田玲奈)の婦警たちと事件をどちらが早く解決するか勝負することになる。
あらゆるデータを蓄積し解読して犯人たちの行動を予測した人工知能たちがいち早く犯人逮捕に成功する。 京極も認めざるを得なかった。
しかしその時京極の体に異変が起きるのだったが、彼は周りには知られないようにごまかすのだった…
ドラマ版は未見ですが、こういうドラマの映画化作品は、冒頭の3分程度で、ドラマのおさらいをしてくれます。 まあ観なくても平気かな? と思い鑑賞しました。
監督は猪股隆一、日本テレビ在籍で、過去にも映画を監督していますが初めて見ますね。 そしてこの作品の原作は、ドイツのドラマ 「Der letzte Bulle」 という事なんですね。 珍しい感じで、それを元にコメディアクションにした? 原作では20年間眠っていたそうです。
主演の唐沢寿明の近作は、「杉原千畝 スギハラチウネ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13708967.html 「イン・ザ・ヒーロー」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12170752.html やはり熱くてちょっと楽しい作品が似合う彼ですね。
そしてコンビを組むのが窪田正孝、近作は 「64-ロクヨン‐」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14213679.html https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14216425.html に出演。 主演作は7月公開予定のようです。
今作は、ドラマ版の続編ですが、決着編という感じになっていました。 体に異変を感じた京極の最後の事件といった感じでしょうか? 彼は家族がいた?んですね。でも昏睡状態の時に妻は再婚、しかし娘は同じ署内で働く鈴木結衣、佐々木希が演じていますが、今作は彼女の私生活にもダブるようなエンディングでした(^^)
エピローグはありましたが、これで終わりでしょうね。 ドラマの決着編を映画で、そんな作りのアクションコメディでした。
横浜中央署のPRビデオが完成
完成を祝った宴会で
盛り上がる署員たち
しかし重大犯罪が発生
京極の異変を行動を止めようとする望月
そして二人の結婚は?