2020年作品、テイト・テイラー監督、ジェシカ・チャステイン コモン ジョン・マルコヴィッチ コリン・ファレル出演。
恐ろしい暗殺者のエヴァは生き残ることを余儀なくされる。 エヴァエヴァ・フォークナー(ジェシカ・チャステイン)は、アルコール依存症から立ち直り、兵士から暗殺者へと転身した女性である。 彼女はフランスで、新たなターゲットであるイギリス人ビジネスマンを誘拐する。
彼女は彼を殺す前に、何者かが彼の死を望んでいる理由を問いただす。 しかし、その会話は盗聴されていた。 その後、ボストンに飛んだエヴァは、疎遠になっていた妹のジュディ(ジェス・ワイクスラー)と、狭心症で入院している母親を訪ねる。 妹たちとの再会は、実に8年ぶりであった。
エヴァのハンドラーである元陸軍上官のデューク(ジョン・マルコヴィッチ)は、ドイツ軍の将軍を殺すために彼女をサウジアラビアに送る。 将軍(クリストファー・ドミグ)を罠に誘い、心臓発作で死んだように見せかけるために毒物を注射するエヴァ。 しかし、将軍の警備員に邪魔されてしまい、激しい銃撃戦となるも、辛くも生き延びる。
逃亡したエヴァはバルネビル・カルテットに行き、デュークを問い詰めるが、彼は作戦の失敗を謝り、情報の間違いは単純なミスだと主張する。 エヴァはボストンに戻り、妹のジュディと交際している元婚約者のマイケル(コモン)と出会う。
暗殺者のお話ですが、ちょっと切ないドラマでもありました。
監督はテイト・テイラー、「ガール・オン・ザ・トレイン」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14567521 を記事にしています。
主演、そして制作にジェシカ・チャステイン、「IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/12/09/060000 では、成長したビバリー役をしていましたね。
コモンは、「THE INFORMER/三秒間の死角」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/12/22/060000 が近作でした。
物語は、アルコール依存症になり、実家から姿を消したエヴァが、元々の優秀さを兵士から、暗殺者としてのスキルを叩き込まれ、殺し屋になったお話です。 今までデュークの指令通り動いていた彼女でしたが、最近はあることを勝手にするようになっていきます。 それはターゲットに殺す前に話しかけていることでした。 監視者にそれは気づかれ、デュークからも注意されます。 しかしそれで治りませんでした。 次の仕事でミスを犯しましたが、デュークは自分のミスだといい彼女を庇い、そして彼女は休養を言われ実家に帰ります。
しかし実家では母が入院をしており、妹は冷たい態度、さらに恋人だったマイケルは妹と付き合っていました。
今作は、アルコール依存となってしまったエヴァの悲しい生活、運命が切ないんですね。 暗殺者としての過酷な精神状態もあるでしょうが、彼女にとって何か心に歪みが出たことから、世界がどんどん壊れていくのが無性に切ないんですよね。
ラストももっと過酷な彼女の世界が広がっているそんな感じでした。
優秀な暗殺者のエヴァ
しかし殺す前に話しかけるエヴァ
しかしそれは危険で禁止行為と諭される
そして、中東で予測できないことが
そして彼女は狙われる
デュークも殺される