anttiorbの映画、映像の世界

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みんな死んだ

2020年作品、ヤン・ベルツェル監督、ユリア・ヴィーニャーヴァ マテウシュ・ヴィエンツワヴェク アダム・トゥルチク モニカ・クジフコフスカ出演。

晦日に若者が集まったパーティーで、参加者全員が死亡するという悲惨な事件が起きた。 事件を担当した刑事2人(ミハル・マイヤー、アダム・ヴォロノヴィチ)は、死亡の原因がそれぞれ違うことに疑問を抱くが、この日が初現場となった新人刑事のドブロスキーは、事件現場の悲惨さに気分が悪くなり、トイレで嘔吐する。
彼は、自分が口を拭いた際に使用したトイレットペーパーに、何かの文字が書かれていたことに気付き、証拠品を消してしまったと、焦りを感じるがベテラン刑事のクワニュースキーは、そんな事は全く気にしていない。
時は遡り、大晦日のパーティー当日。 ダニエル(Konrad Zygadlo)は恋人のアンジェリカ(Katarzyna Chojnacka)を連れて、友人のマレク(Kamil Piotrowski)が開催したパーティーへ参加した。 しかしここに呼んでもいないダニエルの姉が現れ、ダニエルは困惑する。


一見ミステリータッチですが。
監督はヤン・ベルツェル、作品を初めてみる監督です。
アナスタシア役でユリア・ヴィーニャーヴァ、「誰も眠らない森」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/12/09/180000 でも主演でした。日本語表記はいろいろありますね。


物語は、パーティー会場での大量殺人? のお話です。 捜査に来た刑事は現場が初めてで、あまりの惨状に驚き、嘔吐してしまいますが、ベテラン刑事は気にすることもなく、新しい相棒との記念写真を撮るほどです。 しかしこんなに多くの人間たちがどうして全員死んでしまったのか? 明らかに殺されたような死体もありますが、犯人は誰なのか? そして目的は何なのか?


今作は、若者のある意味乱行パーティーで起こった悲劇のような展開なんですね。 それぞれ思惑があり、野望があり、もちろん多くはSEXをしたいだけなんですが、複雑な絡み合いがどんどん拗れていきます。 そしてあることがきっかけでどんどん引き返せない方向に行ってしまいます。 ただラストはちょっと別次元のような映像が差し込まれます。

 

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