anttiorbの映画、映像の世界

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グラスハウス

2001年作品、ダニエル・サックハイム監督、リーリー・ソビエスキー ダイアン・レイン ステラン・スカルスガルド ブルース・ダーン出演。

高校生のルビー・ベイカー(リーリー・ソビエスキー)は、毎日のようにこっそり家を抜け出して、友達と深夜まで遊びまわっていた。
いつものように夜中に帰宅すると家の前にパトカーが止まっていて、家出と騒がれたのだと思ったルビー。 だがそれは、両親(マイケル・オキーフ、リタ・ウィルソン)が事故で死んだという知らせだった。 両親の多額の保険金と遺産はあったものの、孤児となったルビーと弟レット(トレヴァー・モーガン)。
遺言書を作ったベグレイター弁護士(ブルース・ダーン)から、かつての隣人グラス夫妻(ステラン・スカルスガルドダイアン・レイン)が後見人だと告げられ、姉弟は海辺の町にあるガラス張りの豪邸で暮らすことになる。 会社を経営するテリーと医者のエリンの家の中、ルビーはレットと同じ部屋で窮屈な思いをする。
やがてテリーはルビーを、いやらしい目で見るようになる。 エリンはドラッグを使っていたが、糖尿病のインスリン注射だと言い張る。 ベグレイターに助けを求めるルビーだったが、話した内容はグラス夫妻に筒抜けだった。
ルビーは、事故で大破したはずの両親の車をテリーの会社で見つける。 メールでベグレイターに調査を頼むが、翌日にはネット回線が使えなくなっていた。
その後、ベグレイターの通報によって、福祉局員(キャシー・ベイカー)が抜き打ち調査にやってくる。 本人が知らない間にレットとは別の部屋がルビーにあてがわれており、糖尿病の薬以外は見つからなかった。 しかしゴミ箱を開けたルビーは、自分たちの学費が使い込まれている証拠や、母の弟ジャック(クリス・ノース)からの手紙を見つけてしまう。


ちょっと昔のサスペンスです。
監督はダニエル・サックハイム、テレビ作品が多い監督ですね。
主演のルビー役はリーリー・ソビエスキー、「デス・リベンジ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/9943366 を記事にしています。
ダイアン・レインは、「セレニティー:平穏の海」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/05/14/060000 が近作の出演です。
ステラン・スカルスガルドは、「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15657007 に出演していました。


物語は普通の四人家族が、急な展開になっていくお話です。 ルビーと弟のレットはあまり仲が良くなく、両親は手を焼いていました。 しかし遊びが楽しいルビーはそんなことは眼中にはありませんでした。 そんな両親がいきなり事故死をしてしまいます。保険、遺産があり金銭的なことは大丈夫でしたが、未成年の二人には後見人が必要でした。 母の弟は疎遠であり何となく馴染めなく感じていたルビーは、以前隣に住んでいた夫婦を頼ることになっていきます。 しかしそれは大きな間違いでした。


まあ結構大きな遺産がある子供たち、肉親でも怪しい輩が群がってきそうでしたが、それが叔父だと思ってしまったルビーのまず失敗でしたね。 しかし、なかなか最後のクライマックスは、面白かったし、行き詰まっている夫婦の醜態もまた上手い設定だったと思います。

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