2017年作品、デヴィッド・ゴードン・グリーン監督、ジェイク・ギレンホール タチアナ・マズラニー ミランダ・リチャードソン クランシー・ブラウン出演。
ボストンに暮らす27歳のジェフ・ボーマン（ジェイク・ギレンホール）は、今日も職場でローストチキンを焦がしてしまい、その理由を鳴らなかったタイマーのせいにして上司から怒られていた。 後片付けを同僚に無理矢理押し付け、2連敗中のレッドソックスを応援するために仕事帰りにやってきたのは、仲間が集ういつものバー。 そこへ偶然、何度も別れてはヨリを戻している元カノのエリン（タチアナ・マスラニー）がやってくる。
ボストンマラソンにチャリティランナーとして出場するため、寄付金を募りに来たのだ。 未練たっぷりのジェフは、いいところを見せようと寄付金集めを助けることに。そして翌日、手作りのポスターを作って応援に行くことを約束する。 ジェフの熱意とは裏腹に、話半分に聞き流すエリン。 約束をしても必ず遅れる彼のいい加減さを、痛いほど知っているのだ。
2013年4月15日、ボストンマラソン当日。 ゴール地点にギリギリでやってきたジェフは、ごった返す人混みの中でエリンの到着を待っていた。 すると真横で突然、2度の爆発が発生。 意識が戻ったときにはすでに病院のベッドの上で、両脚を切断されたことを告げられる。 あまりに衝撃的な事実を受け入れられずにいたジェフを、片時も離れずに支えたのはエリン。 めずらしく約束を守って応援に来てくれたこと、そのせいで事件に巻き込まれてしまったことに深く胸を痛め、自責の念を抱いていた。
この背景を描いた作品は前に見ています。
監督はデヴィッド・ゴードン・グリーン、「ハロウィン（2018）」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15936908 を記事にしていますね。
主演はジェイク・ギレンホール、「スパイダーマン：ファー・フロム・ホーム」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15986213 に出演していました。
エレン役はタチアナ・マスラニー、「ストレイ・ドッグ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/10/29/060000 を記事にしています。
物語は、27歳の青年・ジェフのお話です。 社会人としての自覚がない彼は、いまだに仕事でもミスを犯してしまいますし、それでも地元レッドソックスの応援には余念がありませんでした。 そんな時、スポーツバーに来たのが元カノのエリンでした。 彼女はボストンマラソンに参加する事で、寄付を募ろうとやってきたのですが、何度も別れてはヨリを戻した二人だったので、ジェフはそこにいたお客に募金を募り、マラソンを見に行き応援すると約束します。
そして当日、いつもは時間にいい加減で、くるかどうかわからないジェフはしっかりと彼女のために応援に来ていました。 しかし彼の周りに不審な動きをする男がいて気になっていました。 そして爆発が起こります。 そしてジェフはその爆発の近くにいたことから、大怪我を負ってしまいます。
彼の意識はなかなか戻らず、彼は両足切断されてしまいます。 母のパティをはじめ親類は悲観にくれます。 しかし意識を取り戻した彼は、犯人を見たと証言をはじめ、間も無く犯人たちが見つけられていきます。 そして彼はヒーローになっていきます。 そしてエレンも彼のために何かできることはと模索して、仕事を辞め彼の世話を始めますが。
今作はもちろん実話がベースになっています。「パトリオット・デイ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14981476 で、この事件の衝撃と、犯人逮捕、銃殺などは見ていますが、被害者側にたったドラマは初めて見ましたね。 そしてこのジェフ青年が、なかなか人間味あふれる存在であり、この大怪我から人間として成長していく姿は、なかなかジーンと来ましたね。
どんな環境でも人間は諦めずにいれば先に進める、そんな勇気をもらえる作品でした。
エリンのボストンマラソン参加から
爆発に巻き込まれ
命は助かったが両足を失う
しかし、一躍ヒーローに
エリンは彼に尽くすことを決める
そして二人は…
