1940年作品、アルフレッド・ヒッチコック監督、ジョエル・マクリー ラレイン・デイ ジョージ・サンダース ハーバート・マーシャル出演。
第二次世界大戦の直前、アメリカの新聞記者ジョニー・ジョーンズ(ジョエル・マクリー)は、特派員としてヨーロッパに派遣された。
ロンドンで、和平の鍵を握るオランダの政治家ヴァン・メア(アルベルト・バッサーマン)への取材を試みるジョニー。 平和運動家で富豪のフィッシャーが、ヴァン・メアの歓迎パーティーを開き、その席でジョニーは、フィッシャー(ハーバート・マーシャル)の娘キャロル(ラレイン・デイ)と知り合った。
平和会議の取材のために、アムステルダムへ向かうジョニー。 その会場でヴァン・メアが射殺された。 犯人を追跡したジョニーは、死亡したヴァン・メアが替え玉であり、本物はドイツのスパイ組織に拉致されたこと、そして、事件の首謀者がフィッシャーであることを突き止めた。
何も知らないキャロルに恋心を抱きながらも、フィッシャーとの駆け引きにキャロルを利用するジョニー。 ヴァン・メアの救出には成功したが、ジョニーの行動に不審感を抱いたキャロルは、父と共に飛行機でアメリカに向け飛び立った。 英・仏の対独宣戦により、ロンドンも安全な場所ではなくなったのだ。
時代は第二次世界大戦期ですね。
監督はアルフレッド・ヒッチコック、ヒッチコック作品は、イギリス期とアメリカ期がこの40年を境に分かれますが、アメリカでの第2作目ですね。「レベッカ」がアメリカ第1作で、記事にはしていませんでした。
主演はジョエル・マクリー、ラレイン・デイと共に出演作の記事はありませんでした。
物語はアメリカの新聞記者のジョニーが特派員として戦時下のヨーロッパに来て巻き起こる暗殺事件のお話です。 ヴァン・メアという平和の鍵を握るオランダの政治家が暗殺されます。 ジョニーの目の前での出来事でしたが、彼はすぐに犯人を追いかけます。 しかし追い詰めたと思ったら、そこにはなんとメアがいました。 すぐに警察を呼んで駆けつけますが、そこには犯人の車も、メアもいませんでした。
いったい暗殺されたのは誰なのか? そんな最中に一人の女性と知り合います。 彼女はキャロルといい、実は重要な人物の娘でした。
今作は戦時下という当時の情勢をうまく使ったサスペンスになっています。 ヒッチコック作品は細かい部分に洒落と、鍵があるので、細かく見ていると笑いと驚きがあるんですね。
メアは生きていた
実際にジョニーは会っていた
そしてキャロルと出会う
しかし彼の父は
二人は恋に落ちる
しかしジョニーには危険が迫っている