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KCIA 南山の部長たち

2020年作品、ウ・ミンホ監督、イ・ビョンホン イ・ソンミン クァク・ドウォン イ・ヒジュン出演。

1979年10月26日、大韓民国大統領直属の諜報機関である中央情報部(通称:KCIA)部長キム・ギュピョン(イ・ビョンホン)が大統領(イ・ソンミン)を射殺した。

大統領に次ぐ強大な権力と情報を握っていたとも言われるKCIAのトップがなぜ? さかのぼること40日前、KCIA元部長パク・ヨンガク(クァク・ドウォン)が亡命先であるアメリカの下院議会聴聞会で韓国大統領の腐敗を告発する証言を行った。

更には回顧録を執筆中だともいう。 激怒した大統領に事態の収拾を命じられたキム部長は、アメリカに渡り、かつての友人でもある裏切り者ヨンガクに接触する。 それが、やがて自らの運命をも狂わせる哀しき暗闘の幕開けとも知らず・・・。


これは面白かったですね。あのパク大統領暗殺に至る壮大なドラマでした。
監督はウ・ミンホ、「麻薬王」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/11/07/180000 も面白かったです。
主演はイ・ビョンホン、「それだけが、僕の世界」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15819038 が近作ですね。
パク大統領役はイ・ソンミン、「スピード・スクワッド ひき逃げ専門捜査班」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/12/28/060000 に出演していました。
ヨンガク役はクァク・ドウォン、「鋼鉄の雨」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/08/28/060000 に出演していました。


物語は近代の韓国の歴史の中で、大きな事件の一つ“パク大統領暗殺事件“の背景のお話です。 中央情報部部長のキム・ギョビン、彼は革命の同志である大統領の信が篤い熱い人物でした。  実質的なナンバー2でしたが、前任のパク・ヨンガクが、アメリカ下院議員聴聞会で爆弾発言をしました。 それは大統領の腐敗を暴く発言であり、そのための原稿も書いているという情報が。 彼の回顧録はそういう内容となっているようで、これが暴かれては大変な事態になると思い、キム部長は元同僚の彼に会いにいきます。 なんとか原稿を手に入れ、事態を収束したと思われましたが、日本の週刊誌にすっぱ抜かれます。
そこから、対米の窓口である彼に、アメリカから大きな圧力がかかってきて、大統領からはアメリカ寄りだと言われてしまい、板挟みになってきます。 さらにはカク・サンチョン警護室長がどんどん大統領に取り入っていきます。


今作は実際の事件をある程度しっかりした取材をした感じがしますね。 おそらく当時現場にいた人間の回顧録がベースになっているような感じがします。 パク大統領とキム部長が二人きりになり酒を酌み交わすシーンでは、日本語でやりとりがされるなど、なかなか細かいところまでの描き方がまたリアルなんですね。


暗殺決行後の潔い態度のキム部長は実際の映像、音声が使われており、腐敗した大統領府の姿が浮かび上がってきます。 まあ日本からの賠償金をそっくり懐に入れましたからね。 しかし韓国は再び軍事独裁政権が形を変え繰り返されていきます。


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アメリカで爆弾発言をしたパク・ヨンガク

 

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キム・ギョビンが会いに行く

 

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かつては仲のいい同志だった

 

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苦悩する部長

 

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戦車を走らせる警護室長に

 

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怒りを爆発させる

 

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