anttiorbの映画、映像の世界

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カニを喰べる。

2015年作品、毛利安孝監督、染谷俊之 赤澤燈 東亜優 水澤紳吾出演。

定職にも就かず、日雇いのアルバイトで生計を立てている田宮治(染谷俊之)は、ある日パチンコ屋から出てきたところで、中学時代の野球部の仲間・青島豪志(赤澤燈)とばったり出会う。

青島もやりたいことがみつからず、その日暮らしの生活をしていた。 青島は再会するや突然、野球部の先輩・長谷川の地元である富山へ、カニを食べに行くことを提案する。 お金も具体的な計画もないまま、二人は軽トラックで富山を目指す。 ガソリン代も持っていない二人は立ち寄った廃校の体育館で、今井町知子(東亜優)と出会う。町知子は二人のあこがれの存在だった野球部のマネージャー金子真沙美に瓜二つだった。突然の出会いに田宮と青島は困惑するが、町知子は一緒に富山までカニを食べに行くと言い出す……。


ちょっと不思議で、いい加減な二人のロードムービーですね。
監督は毛利安孝、映画作品は記事にしていませんが、ドラマ版「伊藤くん A to E」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15591954https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15593640 を記事にしています。
主演は染谷俊之、「マスタード・チョコレート」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14902242 とか色々記事にしている、私にとっては馴染みの俳優さんです。
赤澤燈は、私は初めて見る俳優さんでした。
東亜優は、「君に届け」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/5029066 に出演していました。


物語は、フリーターで定職もなく、派遣会社からの連絡を待っている田宮、やっとかかってきた電話を受けたのはパチンコ屋で負けている時でした。 その直後に中学時代の野球部の同級生の青島から電話が。 実はすぐそばの軽トラからかけていて、これからカニを喰べに行こうと唐突に言い出します。
結局その言葉に乗ってしまう田宮ですが、富山までのガソリン代が途中で尽きてしまいます。 途方に暮れた二人でしたが、青島がやけで飲みにいった時に一人の女性と知り合います。彼女は今井町知子といい、ノリがいいだけでなく、二人の思い出の同級生の金子真沙美とそっくりでした。
そして3人の旅が始まりますが。


今作は90分弱の見やすい尺の作品です。 ちょっと困ったちゃんの二人の青年が成長譚ではないんですが、何かを感じていく作品になっていますね。 そしてなんとこれが4作続いていくんですが。


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田宮と青島

 

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富山を目指すが

 

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途中同級生に金を無心した時に諭される

 

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そこで彼女と出会う

 

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二人と一緒に富山に向かうが

 

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あることから胡散臭い占いのおばさんに診てもらう

 

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