anttiorbの映画、映像の世界

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君に届け

2010年作品、熊澤尚人監督、多部未華子三浦春馬出演。

爽子(多部)は大晦日に生まれた。 
父の黒沼喜多夫(勝村政信)はオーケストラのシンバル担当。 当日はもちろん第九の日。 彼はそれをほっぽって病院に駆け付けた。 それほど爽子は愛されていた。彼女は小さいころから髪が長く却ってそれが仇となり、当時はやっていたキャラのあだ名を付けられた。
「貞子」 ホラー映画の主人公。 それから彼女は貞子といわれ、周りから疎まれることになった。
高校の入学式の日一人の男の子から道を聞かれた。 彼は風早翔太(三浦)。 そこは桜の木の下だった。 そんな二人の間にひとひらの花びらが。 その形は変わっていた。
二人は同じクラスになった。 爽子は相変わらず 「貞子」 と呼ばれクラスからつまはじきものだった。 しかし彼女はただ一途にクラスの役に立とうと、嫌な仕事を引き受けるのだった。
風早はイケメンで、誰からも好かれる性格。 クラスのリーダー的な存在だった。 彼は健気にクラスの役に立とうとしている爽子を見守り続けていた。
そんな中夏休みに肝試しをやることになり、風早は幹事だった。 爽子も誘うが、彼女は別の形で参加することになる。
黒板の落書きで、爽子に幽霊役をという絵をかいていた吉田千鶴(蓮佛美沙子)と胡桃沢梅( 桐谷美玲)に自分が幽霊役をやると言い出したのだ。 そんな貞子に対する気持ちが変わっていく二人だった。 そして当日爽子の幽霊は大成功だった。 それから風早を入れて4人も付き合いが始まるのだった・・・

これは原作が漫画なんですね。 アニメにもなっていて、そんなことは全然知りませんでした。
しかしみた後の何とも言えぬ爽快感。 私は単純なんですかね? 
この作品で一番よかったのは千鶴役の蓮佛美沙子ですね。 彼女がいることでこの映画が引き立っています。
そしてもう一人担任の教師役の井浦新でしたね。 役に立っているんだか邪魔しているんだかの存在がいいですね。
この二人がよく脇を絞めて主人公の二人がのびのびしている感じがあります。
原作を読んだり、アニメ版を見ていた人はどんな感想を持っているのだろうと思いますが、自分としては学生時代のさまざまな思い出がよみがえってくる作品でした。

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入学式の前、桜の木の下で

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二人は出会った

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貞子というあだ名を付けられた爽子

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クラスの人気者・風早

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はじめは千鶴と梅は彼女を馬鹿にしていたが

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あるきっかけで絆が生まれる

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