ワンダーウーマン 1984 - anttiorbの映画、映像の世界

2020年作品、パティ・ジェンキンス監督、ガル・ガドットクリス・パインクリステン・ウィグペドロ・パスカル出演。

幼少期のダイアナ。　幼い頃から強い戦士になることを願っていたダイアナ（リリー・アスペル）は、大人のアマゾン族による競技大会に飛び入りで参加した。　順調にトップを走っていたが、ハプニングに見舞われて近道をしたことで、アンティオペ将軍（ロビン・ライト）より失格を命じられてしまい落胆する。　そんなダイアナの母ヒッポリタ女王（コニー・ニールセン）は「必ずあなたの時代がくる」と優しく慰めた。
1918年。　ダイアナは若き兵士スティーブ・トレバー（クリス・パイン）と共に、世界を滅ぼそうとしていた戦神アレスを倒し、平和をもたらせた。　しかし、その戦いでスティーブは命を落としてしまった。　それからというものダイアナは恋人でもあったスティーブを一日たりとも忘れることはなかった。
1984年。　ダイアナはワシントンD.C.にあるスミソニアン博物館の職員として働くかたわら、ひっそり正体を隠しワンダーウーマンとして悪人を懲らしめていた。　

ある日、FBIより博物館に強盗事件の証拠品として古美術品が持ち込まれ鑑定の依頼を受けた。　ダイアナは新任の学芸員バーバラ（クリステン・ウィグ）と共に調査を始めると、その中に所持者の願いを1つだけ叶えると言われている魔法の石、ドリーム・ストーンがあることに気付く。　半信半疑ながら、無意識に石に願い事をするバーバラとダイアナ。　バーバラは「ダイアナになりたい」と願い、ダイアナは最愛の人が生き返ることを望んだ。
ちょうどその頃、ブラック・ゴールド社の経営者マックス・ロード（ペドロ・パスカル）が「あなたの願いは全て私が叶えよう」と決まり文句を言い放つCMが全米に流れていた。　しかし実際は会社の経営状況は芳しくなく、金策に四苦八苦している状態だった。

ドリーム・ストーンを手に入れて野望を叶えようと企てたマックスは、博物館の管内見学を装って突然来訪。　バーバラに接近し、言葉巧みに石を盗みだした。
バーバラは自身の変化に気付く。　ダイアナのようなクールさや美貌で、マックスが主催したチャリティパーティでは人々の注目の的になってしまう。
何かがおかしいと感じたダイアナもこのパーティに潜入し、そこへ現れたのは現代人の身体を借りたスティーブ。　　共に再会を心から喜ぶが、信じられないことを目の当たりにして改めてドリーム・ストーンの威力を知ることとなり、2人でこの石について調べることにした。

1984年の世界が描かれている作品となっています。
監督はパティ・ジェンキンス、前作　https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15105933 に引き続き監督をしています。
主演はもちろんガル・ガドット、美しく、強く、そして可愛い。　完璧な存在だと勝手に思っています。　このシリーズ以外では「クリミナル　２人の記憶を持つ男」　https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14772123 を記事にしています。
クリス・パインは、「スター・トレック BEYOND」　https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14507918 とSF大作に起用されますね。
クリステン・ウィグは、「ダウンサイズ」　https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15420408 に出演していました。

物語はあれからだいぶ時間の経ったダイアナのお話です。　彼女の若さは変わらず、そして幼少期から優れた存在だったことが明かされます。　しかしダイアナは最愛の人を失ったことに、いまだに引きずっていました。　スミソニアン博物館で働きながら、ワンダーウーマンとして治安を守っているダイアナ。　助け出された人たちは、彼女のことを黙っています。
そんな時、バーバラという冴えない女性が博物館にやってきます。　強盗事件にあったお店が裏で闇取引をしていたことから、その官邸を依頼されその担当者として採用されました。　その押収物の中に不思議な一品がありました。　ドリームストーンで、何でも望みが叶うというものでしたが、初めはダイアナはそれが何なのかが分かっていませんでした。　そしてそれがこの世界を破壊していきます。

今作は、よくありがちな、同じDCのヒーローが出てこない作りになっていて、大変見やすくなっています。　ともすると、オールスター的な作品になりがちなDCユニバースですが、1984年という設定がそれをうまく抑えていましたね。

ガル・ガドットの美しさに専念できる作品ですね。

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