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ダウンサイズ


ノルウェーのとある研究所で生物を縮小=ダウンサイズさせる実験が成功した。 そしてその開発がお披露目さることになり、開発者のヨルゲン博士(ロルフ・ラスゴード)は自身をダウンサイズし、学会で 「ダウンサイズは人間を13cmに縮小することで消費量を減らし、食糧危機、環境問題の対処に貢献できる画期的な解決策」 と 13cmの体で自信ありげに語る。
また、消費量が減る為、少額で豊かな生活を手に入れられるというメリットもあり学会は拍手の渦に包まれるのだった。
その報道をポール(マット・デイモン)も見ていたが、彼は母親の介護で日々追われていた。
それから10年後、ポールの母親は亡くなり、彼はオードリー(クリステン・ウィグ)と結婚をしていた。 しかし、作業療法士の彼は収入が少なく生活はなかなか良くはならなかった。
一方、ダウンサイズはごく一般的に行われるようになり、同窓会ではダウンサイズを行ったデイヴ(ジェイソン・サダイキス)とキャロル(マリベス・モンロー)に遭遇するのだった。 ポールは医師を目指して毎日懸命に働いているが家計が苦しく妻のオードリーにも負い目を感じていた。
二人は、モーゲージ申請が却下されてしまい、そんな中、友人にダウンサイズを勧められ、ダウンサイズの施設 「レジャーランド」 を見学しに行くことになる。 そこではダウンサイズで資産を何十倍にも増やした人々がリッチな生活を送っており、2人は遂に決意をするのだった。
全身の体毛を剃り、金歯を抜き、腸内洗浄をした後専用の装置に入り、ポールは無事ダウンサイズを完了させた。 しかし、オードリーの姿をいつまで待っていても見ることができない。 そして彼女から電話があった。 なんと彼女は、ダウンサイズの施術中、急に怖くなり、縮小される前に逃げ出してしまったのだった。 ポールは激怒し 2人は離婚することになってしまう。
小人のまま1人残されたポールは、豪華な家を手に入れても生活は味気なくひっそりと暮らしていた。 そんな時、ベトナム政治活動家のノク・ラン・トラン(ホン・チャウ)が拘束され、無理やり縮小させられたという報道が流れる。 彼女は仲間の中で唯一生き残り、アメリカに密入国をした際に、足を切断する怪我を負ったという事だった。
1年後、彼は離婚していまはアパートに移住していた。 しかし毎晩隣人に悩まされていた。 そこに住んでいたのは、お気楽に毎日を過ごしているドゥシャン(クリストフ・ヴァルツ)だった。 そして彼もパーティーに誘われ、渋々行ったポール、しかしそこで、一気に弾け寝込んでしまったポールだった。
そこに清掃員として働いていたのが、ノク・ランだった。
そして彼女の生活にかかわっていく、ポールだった…

変わったお話の映画でしたが、これも実は環境問題をベースにした作品でした。
監督はアレクサンダー・ペイン、前作は 「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11862365.html でした。 親子のロードムービーでしたね。
主演はマット・デイモン、「マイティ・ソー バトルロイヤル」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15225271.html にちょこっと出ていましたが、「グレートウォール」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14866469.html が最近の主演作となります。
そしてクリストフ・ヴァルツ、最近は悪役が多いですが、「ターザン:REBORN」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14331216.html でも悪役でした。
ただ今作はホン・チャウでしょうね。 彼女ははじめて見ますが、今後ハリウッドで起用されるだろう女優だと思います。

物語は、画期的な開発で人間を13cmに縮小することができたという話ですね。いったいこれで何が良いのか? まずは大きな家が必要ない。 ドールハウスで結構という事、そして食費が大幅に低減される、いわゆる生活費が比例するまではいかないでしょうが大幅に掛からなくなるという事ですね。 もちろんエネルギーコストも少なくて済みますが、あとは通常サイズの人間に踏みつぶされないこと(^^)
じゃあデメリットはというと、通常サイズの人間とは生活が変わり、一緒には生活できなくなる。 親、兄弟、友人と簡単に会えなくなるってことですね。
ダウンサイズの人間のコミュニティで暮らすことになり、新しい環境となるという事です。 ポールの妻・オードリーはこれに耐えられないので逃げ出したんですね。
もちろんリスクはあります。 一番大きいのは歯の治療に使っている金属ですね。しっかりと除去をしてからダウンサイズするんですが、うっかり見逃すと、金歯が頭を破壊してしまいます。 実際そういう事故があったようです。
しかし一見楽園に思えるこの世界ですが、しっかりと貧困者たちのコロニーがやはり存在するんですね。 ポールは、ノク・ランを通して別の世界を垣間見ていくことになります。
そしてドゥシャンにつれられて、ダウンサイズ発祥の地、ノルウェーに行くことになり、現実を知ることになりますが。
今作も環境問題、食糧問題、大きなテーマになっています。

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同窓会でダウンサイズをした夫婦がやってくる

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ダウンサイズのよさを語られる

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そして彼ら夫婦も

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ポールは無事小さくなったが

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妻に裏切られ離婚、そして二人と出会い

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掃除に来ていたノク・ランに出会うのだった

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