anttiorbの映画、映像の世界

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ワンダーウーマン

2017年作品、パティ・ジェンキンス監督、ガル・ガドット主演。

まだ神々が地球を支配していた頃、万能の神ゼウスは人間(男)を創造した。 しかし、ゼウスの息子であり軍神としても知られているアレスは人間に対して嫌悪を抱き、人々に嫉妬や憎しみという感情を与える。 そのせいで人間は争い始めてしまうが、ゼウスはそこに争いを止めるために女を創造する。
その愛によって、争いは一時おさまったのだったが、アレスのせいで再び争いは激化、ゼウスは女をある島に神を殺せる剣 「ゴッドキラー」 と共に隠し、ゼウスはアレスを撃破し、封印することに成功する。
その女(アマゾン族)たちは、いつか封印が解かれるであろうアレスの襲撃に備えて日々鍛錬を積んでいく。 アマゾンの女王は粘土で娘、ダイアナを生み出し、彼女は後に美しいだけでなく強靭な戦士に育っていくのだった。
女性だけが住む島、セミッシラで育ったアマゾン族の王女ダイアナ(ガル・ガドット)は、幼い頃から戦士になることを夢見ていた。 母親であるヒッポリタ女王(コニー・ニールセン)はダイアナの身を案じ、戦い方を学ぶことを禁止していたが、ヒッポリタの妹で史上最強の将軍と呼ばれたアンティオペ(ロビン・ライト)の説得もあり、誰よりも過酷な修行を繰り返し、アンティオペに勝るとも劣らない強さを得た戦士となって行った。
ある日空から1人の人間が降ってきた。 彼の名はトレバー(クリス・パイン)、この島には存在しない 「男」 だった。 トレバーを追うようにさらに男達が襲撃してくる、彼のいる外の世界では今まさに戦争の真っ最中だった。 銃などの火器の無いセミッシラだが、アマゾン族の戦闘力は高く、犠牲を出しながらも男たちを圧倒していくが、ダイアナが狙われたのを庇って、アンティオペが命を落としてしまう。
しかし、外の世界の状況を知ったダイアナは放っておくことはできなかった。 そして母親に別れを告げトレバーと2人海へ出ようとするダイアナ。 既に島でも高い実力を備えていたダイアナ、旅のために盾、鎧、真実の縄、そして伝説の神殺しの剣「ゴッドキラー」 をその身に着ける。ダイアナはその戦争がかつてこの地に災いをもたらした伝説の神、軍神アレスのせいだと思い込んでいたのだが…

設定は若干違うというか、今後触れられていくと言うのか、しかしワンダーウーマンの育った地、そして成長過程に触れてくれた作品でした。 ちょっと昔を知っている人は、ワンダーウーマンといえばリンダ・カーターのイメージがあるんではないでしょうか?
連続ドラマで日本でも3シーズン放送されていましたね。 私はアメコミはあまり当時は好きではなかったからずっと見てはいませんでしたが、逆に今なら保存版かもしれませんね。
監督はパティ・ジェンキンス、「モンスター」 という作品が長編監督デビュー作で、今作の続編も監督をすることが決まっていますね。 今作で女性監督の興行収入記録を塗り替えたそうですね。
主演はガル・ガドット、「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14011774.html でワンダーウーマンとしてお披露目され、早く彼女の主演作が待ち遠しかったんですが、「ワイルド・スピード MAX」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12940371.html のジゼル役で映画デビュー、もう存在感抜群でしたが、3作登場した後死んだことになっています。 まあこのシリーズは死んでも生き返りますが(^^)
そしてトレバー役には、クリス・パイン。 もう売れっ子の彼は、「スタートレック」新シリーズ、https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/MYBLOG/yblog.html?fid=0&m=lc&sk=0&sv=%A5%B9%A5%BF%A1%BC%A1%A6%A5%C8%A5%EC%A5%C3%A5%AF 「エージェント・ライアン」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11155572.html にも主演しているんで、一応今作限りの登場に見えますが(^^)
物語は現在のダイアナの回顧録のような感じで語られるというパターンですね。 シビアな戦いがこれから始まる、嵐の前の静けさのような今のダイアナ=ワンダーウーマン、そして彼女がこの世界に関わり合いをするようになった大きな転機、それにかかわった仲間、恋人のお話ですね。
時ははっきりとは書かれていませんが、第1次世界大戦期のようですね。 ナチスではなくドイツ皇帝という言い方をしていますし、その休戦前夜の話なんでしょう。
トレバーは、イギリスのスパイで、重要な書類を盗み出し、このセミッシラに逃げ込んだのでした。 そこには人類に大きな災厄が襲いかかる化学兵器が描かれており、これが開発されたら大変な災厄が起こるという判断でした。
一方のダイアナは、この戦争はアレスが裏で操っていて、それを突き止め退治すれば世界は救われ愛に満ちていく、まことに純粋に思っているんですね。
そのダイアナの純粋で、しかも恐ろしく強い信念、力に対して、トレバーが集めた癖のある3人が、だんだんと彼女に惹かれ絆が生まれてくる、まさに “チームダイアナ” ここが私は大いに気に入ったところでした。 サイード・タグマウイ演じるサミーア、ユエン・ブレムナー演じるチャーリー、リーサ・ローヴェン・コングスリ演じるメナリッペの3人ですが、なかなかいい5人組でした。
一旦 「ジャスティス・リーグ」 が挟まれた後来年に続編公開のようですね。 またガドットの雄姿と美貌が見れそうで楽しみです。

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女性だけの島に住むアマゾン族

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自分の力に驚くダイアナ

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そこに現われた男

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彼と一緒に島を離れ

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純粋に敵に立ち向かうダイアナ

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そんな彼女の戦いに人々は魅せられる

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