anttiorbの映画、映像の世界

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体操しようよ

2018年作品、菊地健雄監督、草刈正雄 木村文乃 きたろう 渡辺大知出演。

老舗の文具メーカーで38年働き定年退職を迎えた道太郎(草刈正雄)。 妻を早くに亡くし、無遅刻無欠勤で長年真面目に働いてきた道太郎を妻の代わりにずっと支えてきたのはしっかり者の一人娘の弓子(木村文乃)だった。

定年退職後、道太郎はのんびり自由に暮らすつもりでいたが、娘から「これからの新しい主夫は、お父さんあなたです!」と宣言され、さらに弓子には結婚を考えている恋人がいることも知ってしまう。 

生きがいを失い時間を持て余して毎日を過ごしていた道太郎は、そんなとき公園で涙ぐむ女性・のぞみ(和久井映見)と出会う。 のぞみは喫茶店オリビエの店主で、お店で彼女の話を聞いていくうちに彼女が参加しているラジオ体操に誘われ、道太郎も参加することになる。

ラジオ体操のメンバーには様々な人がいて道太郎は彼らと一緒に奮闘し、だんだんと地域の人々に馴染んでいく。 さらにメンバーのマドンナ的存在ののぞみに道太郎は徐々に惹かれていく。


これは、劇場で見逃した作品でした。
監督は菊地健雄、「望郷」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15148079 を記事にしています。良い作品でしたね。
主演は草刈正雄、「記憶にございません!」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/09/22/060000 では悪役でしたね。
木村文乃は、「ザ・ファブル 」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15980878 が近作ですが、続編も公開されますね。楽しみにしています。


物語は、一生懸命会社一筋だったサラリーマンが、定年後にいろいろ苦労するお話です。 道太郎は、妻を早くに亡くし、娘の弓子と二人暮らしでした。 あまり目立たない会社員で、送別会も何かおざなり。 そしていきなり時間のできた道太郎でしたが、驚いたのはいきなりの娘から突きつけられた、主婦卒業宣言でした。

今まで家のことを全て任せてきた娘は、それは大きな問題だったことがわかりますが、さらには付き合っている男性がいること、いろんな今まで見ようとしていなかった娘の実像がだんだんわかってきます。
そんな時、昔の上司がラジオ体操に誘ってくれます。 そこにいたのは美人の女性でした。 どうやら中高年の男性たちは、彼女目当てで参加しているようでした。
さらにそこの会長から、便利屋、何でも屋の仕事も斡旋されてしまい、そこにいた青年・馬場と出会います。


今作は、サラリーマンで仕事一筋に生きてきた、男性の悲哀を描いていますね。 この後会長が怪我をして、会長代行になったのぞみをサポートしようと張り切る道太郎の、突っ走り具合が面白いんですよね。

どうやらこの人間は周りが元から見えない性格だったことが推測されますが、だから出世できなかったんでしょうね。


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娘との二人暮らしだった

 

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そして定年を迎える

 

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しかしもう家事はしないと言われる

 

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そしてこの会長の元

 

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ラジオ体操に

 

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そして彼女と出会うが

 

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