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ホテルローヤル

2020年作品、武正晴監督、波瑠 松山ケンイチ 余貴美子    原扶貴子出演。

北海道の釧路湿原を一望できるところに位置している、ホテル「ローヤル」。
田中雅代(波瑠)は、このラブホテルの経営者の娘で、大学受験に失敗。 仕方なくホテル経営を手伝うことに。」そんなホテルローヤルには、「非日常」を求め様々な客がやって来る。」
今はもう廃墟となったホテルに、投稿ヌード写真を撮影するカップルがやってくる。
そして時間は遡り、ホテルの営業していた時代に。
このホテルには、貧乏寺の住職の妻、子育てと親の介護に追われる夫婦や嫁の浮気に耐え行き場のない高校教師など胃がやってくる。 そして従業員には、働かない年下夫を持つ清掃係などがいた。
雅代は通気孔から聞こえてくる客室からの会話を聞き、単調な毎日を過ごしていた。 そんな田中雅代のもとには、宮川聡史(松山ケンイチ)というアダルトグッズ会社の営業マンがよく顔を見せていた。
実は雅代は、そんな宮川のことが好きだったのだが、それを明かすことはなく、あくまでもラブホテルの仕事に勤しんでいく。
一人で切り盛りしていた母のるり子(夏川結衣)はある日、不倫相手の若い酒屋の従業員と駆け落ちをしてしまう。 そして、失望して、前の別れた妻の元に入り浸るようになり、ほとんど帰って来ない雅代の父親・大吉(安田顕)は60代を過ぎて肺を患い、渋々雅代は、ラブホテルの経営を引き継ぐことに。
そんなある日、ホテルローヤルで心中事件が起きてしまう。 ホテルローヤルは、世間の格好の餌食となってしまう。またそれが影響して廃業へと追い込まれていくことになるのだった・・・


人間ドラマ、悲哀を感じる作品でしたね。
監督は武正晴、「銃2020」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/08/13/060000 が近作ですね。
主演は波瑠、「弥生、三月 -君を愛した30年-」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/04/05/060000 が近作でしたね。
松山ケンイチは、「みをつくし料理帖」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/10/26/060000 にチラッと出演していました。 チョイ役でしたね。


物語は釧路のラブホテルでのお話です。 雅代は、美大に行きたかったのですが、大学受験に落ちてしまいました。 父から、どこにも行けなかったらここがあると言われますが、雅代はラブホテルをするなんて、どうしても納得できませんでした。

二人の従業員と、母の3人で回していますが、母の苦労を見ている雅代は、それとなくフォローもしていました。 彼女の気になる存在は、“エッチ屋“と呼んでいるアダルトグッズ販売員の宮川でした。 礼儀正しく仕事をしっかり行う好青年でした。
しかし母は不倫をしていて、父は愛人がいる生活にうんざりしていましたが、だからといって大学もいけない自分は、ずるずるとここにとどまっています。 そしてこのラブホテルにはいろんな人間がやってきます。 そして母が駆け落ちしてしまい、ショックから父も昔の妻のところに入り浸るようになってしまい、雅代がこのホテルを切り盛りするようになっていきます。そして起きてしまった心中事件。


今作は主人公の雅代がなんとも可哀想ですね。 一番大事な期間をホテルに縛り付けられてしまう、儚い彼女の青春ですが、逆にこの環境では、まともな恋なんてできないだろうことがわかり、いつしか男性を見る目もとんがって行ったんでしょうね。
ラストは彼女の新たな出発ですが、思い出の地を車で周り、それも彼女のある意味青春であり、母と父の歴史でもあったのかもしれませんね。

 

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ホテルローヤル

 

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従業員の二人

 

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るり子が仕切っていた

 

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大吉はいい加減だった

 

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アダルトグッズの販売員の宮川

 

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この男は母と不倫中だった

 

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