anttiorbの映画、映像の世界

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悪人伝

2019年作品、イ・ウォンテ監督、マ・ドンソク キム・ムヨル ユ・スンモク キム・ユンソン出演。

ある夜、ヤクザの組長チャン・ドンス(マ・ドンソク)が、何者かにめった刺しにされる。 奇跡的に一命をとりとめたドンスは対立する組織の犯行と疑い、手下を使って犯人探しに乗り出すのだった。
一方、暴力的な手段も辞さない荒くれ者の刑事チョン(キム・ムヨル)は、捜査を開始。 この事件がまだ誰も気づいていない連続無差別殺人鬼(キム・ソンギュ)によるものであると確信し、手がかりを求めてドンスに付きまとう。
互いに敵意を剥き出しにしながら、自らの手で犯人を捕らえようとするドンスとチョン。 だが、狡猾な殺人鬼を出し抜くために互いの情報が必要であると悟った2人は、いつしか共闘し犯人を追い詰めてゆく……。
 
こういう三つ巴の展開はまた変わってて面白いですね。
監督はイ・ウォンテ、監督第1作のようですね。
主演はマ・ドンソク、ハリウッド進出が大きく取り上げられている、韓国逆輸入のスーパースターですね。 近作は「守護教師」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/08/11/060000 ですね。 これも爽快でした。
そしてチョン刑事役がキム・ムヨル、「記憶の夜」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/05/04/060000 を記事にしています。
さらに殺人鬼役でキム・ソンギュ、「犯罪都市」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15493311 に出演していました。
 
破天荒な操作をする刑事チョンは、頻繁に起こっている殺人事件のかなで、ある共通点があることに気が付きます。 しかしそれは彼独特の嗅覚で、周りは連続殺人とは思いませんでした。 そんな中、同じような手口で、やくざのボスが襲われます。
屈強な体を持ったチャン・ドンスは、反撃をして、殺人犯にもけがを負わせ、一命をとりとめます。 もちろんヤクザのボスが重傷を負わされたことは、メンツにかかわる問題、初めは対抗組織の襲撃だと思われましたが、どうも手口が違いヤクザではなく素人の犯行だと感づいたドンス。
そしてドンスの組織に目を付けていた刑事のチャンは、犯人の情報を聞こうとドンスの病院に行きますが、ドンスはしゃべりませんでした。 自分でかたを付けようということでした。 ヤクザのしきたりです。
しかしなかなか尻尾を出さない連続殺人犯、そしてとうとうヤクザとチャンの刑事たちの共闘が行われます。
 
これは面白かったですね。 ヤクザと刑事が組んだら、無敵だと思いますが、この連続殺人犯はしぶといんですよね。 いったいどっちが殺人鬼を捕まえるのか? 実はそこからもうひとドラマがあるんですよね。
秀作です!
 

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屈強な体を持ったドンスだったが

 

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犯人に襲われ重傷を

 

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そして連続殺人を追っているチョン

 

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メンツにかけて犯人を捜すドンスの一派

 

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しかし決定打がなく刑事と共闘

 

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しかし、しぶとい連続殺人犯

 

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