anttiorbの映画、映像の世界

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ユ・ヨルの音楽アルバム

2019年作品、チョン・ジウ監督、キム・ゴウン チョン・ヘイン パク・ヘジュン キム・グッキ出演。

90年代のある日、小さなパン屋で偶然の出会いを果たした女子学生と無口な青年。 それは、寄せては返す波のような、長く切ないすれ違いの恋の始まりだった。
ミス(キム・ゴウン)は、血の繋がらない姉の切り盛りするパン屋で働く平凡な女子学生。
ある日、店にどこか暗い影を背負った男子学生ヒョヌ(チョン・ヘイン)が「豆乳」を求めてやってきた。 あいにく豆乳が売り切れだというと、残念そうにヒョヌが店を出て行こうとする。 そのとき、偶然ラジオから「ユヨルの音楽アルバム」(ラジオ番組)が流れ出し、ヒョヌは驚いた顔で「奇跡だ」と言い残し店を出ていく。 そんなヒョヌの姿をミスが不思議に思っていると、姉からヒョヌが少年院に入っていたという噂話を聞く。
その後まもなくして、再びヒョヌが店に現れる。「この店で働かせて欲しい」と言い出し、ミスは困惑したが、姉はヒョヌを温かく受け入れ、ヒョヌはパン屋で働くことになる。
ヒョヌが少年院に入っていた理由を知りたいミス。 けれど、ヒョヌは「話したくない」と口を閉ざす。
姉は「話したくないなら話さなくていい」と余裕の表情。 そんなパン屋の優しい雰囲気に、ヒョヌはいつしか居心地の良さを覚えていた。


すれ違いの中で、二人の思いが切ないお話ですね。
監督はチョン・ジウ、脚本家が主な活動ですが、監督作品もありそうですね。
主演はキム・ゴウン、「奴が嘲笑う」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/04/20/180000 に出演していました。
チョン・ヘインは、「王様の事件手帖」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15621916 に出演していました。


物語は、90年代、無口な青年のヒョヌが豆乳を求めたあるパン屋にやってきます。 そこで偶然かかった「ユ・ヨルの音楽アルバム」 そのラジオ番組に反応をした彼は、再びやってきてこの店で働きたいと言い出します。
この店は、ミスと義姉の二人でやっていて、この無口な瀬年は、少年院に入っていたことがわかります。 暗さを秘めたヒョヌ、しかしいつしかこのパン屋の温かい雰囲気に、彼の心も溶けていきますが。


このミスとヒョヌクの立ち位置が焦ったいこの作品、何か邦画の雰囲気を醸し出す監督作品ですね。 二人が繋がろうとする時、ヒョヌクに起きる悲しい事件。 何かかけなくてもいい時間が過ぎていきますが、二人の絆はまだ繋がっていた、そんな最後は温かい作品でした。


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義姉と営むパン屋

 

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そこに彼がやって来る

 

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豆乳を求めに

 

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そして時は流れ

 

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彼女は彼の思い出が

 

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そして再会し

 

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しばし二人は生活を共にする

 

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