anttiorbの映画、映像の世界

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あと数日で収監されるヤクザの親分・大介(西田敏行)は、刑務所に入る前の最後の願いとして、離れ離れになってしまった娘・かおり(常盤貴子)に会いにいくことにする。 しかし彼にはもうひとつ心残りなことがあった。 それは、彼が大ファンのジェームス・ブラウン<J・B>のコンサートに行く事だった。
そんな中で唐突に大介の口から飛び出した組の解散に子分一同は混乱した。 一方、大介の長年の弟分でもある金山(岸部一徳)は太郎(山本太郎)たちにJ・Bを大介に会わせれば組の解散話を撤回できるかもしれないと話し、太郎たちにJ・Bの拉致に行かせる。
しかし、J・Bをよく知らない太郎たちはラグーナ蒲郡でモノマネショーを行うために来日していたJ・Bのそっくりさんウィリー(Willie Raynor)を拉致してしまう。 喜び勇んで金山のマンションにウィリーを連れて行く太郎たちだったが、ニセモノと分かり金山の逆鱗に触れてしまう。
その後、J・Bの関係者に接触を試みるが失敗に終わり手詰まりとなったが、前日に遭遇した内閣情報調査室員・木下(木下ほうか)らとのやり取りから、ウィリーが何らかの機密情報を握っていてそれを使って大金を得て本物のJ・Bを連れて来られると踏んだ金山たちは計画を変更しラグーナ蒲郡へ向かう。
 
初めて見ましたね。
監督は井筒和幸、「のど自慢」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/07/11/180000 を最近記事にしました。
主演は西田敏行、「風の電話」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/02/15/060000 が近作ですね。
常盤貴子は、「花筐/HANAGATAMI」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/05/16/180000 を記事にしていますね。
 
物語はやくざの親分が、刑務所に入ることになり、その前に娘に会いたいという望みを漏らします。 しかし幼いころに別れた娘に合うのは、ちょっと怖いこともあり、さらにはもう一つ願いが、それはジェームス・ブラウンに会うことでした。 これはもっと高いハードルで、そもそも子分たちは顔も知りません。 黒人ならだれでもいい? そんな甘い考えで、そっくりさんを調達しようとしますが。
 
今作は、もう収監されると娑婆に出て来れないかもしれないというヤクザの親分、そして娘と、JBに合うという欲張った希望を二つともかなえようとする子分の親を思う気持ちが、いびつで、ほっこりしますね。
井筒作品の色合いがよく出ている作品、キャストの多さもなかなか豪華ですよね。
 

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父との思い出のないかおり

 

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組長のために

 

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太郎たちは

 

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奮闘する

 

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かおりはかおりで

 

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