anttiorbの映画、映像の世界

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スペンサー・コンフィデンシャル

2020年作品、ピーター・バーグ監督、マーク・ウォールバーグ ウィンストン・デューク アラン・アーキン イライザ・シュレシンガー出演。


ある事件の隠蔽に関わったとされるジョン・ボイラン警部(マイケル・ガストン)への聞き取りのため、自宅を訪ねた警察官のスペンサー(マーク・ウォールバーグ)はボイランと口論になり、過剰に暴行を加えたことで刑務所に服役することになる。
5年後、服役の最終日ですら服役囚と喧嘩する荒くれ者のスペンサーはついに出所し、出所日を伝えなかったことで命を狙いかねない妻シシー(イライザ・シュレシンガー)から逃れサウジーへと向かう。 元相棒の刑事ドリスコル(ボキーム・ウッドバイン)と再会し、愛犬のマーサとも再会したスペンサー。 父ヘンリー(アラン・アーキン)の住む家の部屋を借りるスペンサーは、同じ部屋の同居人となる巨体の男ホーク(ウィンストン・デューク)と出会う。
4月18日、ボストン市内の路上に停められた車の中からテレンス(Brandon Scales)と言う男の射殺体が発見、さらにかつてスペンサーが痛めつけたボイラン警部の死体もバスの駐車場で発見される。 当然の如く、ボイラン警部と因縁のあるスペンサーは殺人の容疑で疑われ、ドリスコルがアリバイを聴きに現れるが、ホークとヘンリーによる鉄壁のアリバイに納得しドリスコルは帰って行く。 次の就職のため、トラック運転手の資格を取ろうとするスペンサーだったが、頭からボイラン殺しの犯人のことが離れなかった。

ヘンリーの運営するジムで総合格闘家を目指すホークをスペンサーは指導することになるが、シシーがジムに現れ今後二度と会うことはないとスペンサーに言い放つ。
死体で発見されたテレンスも刑事であることが公表され、警察はテレンスがボイランと同じ麻薬捜査課であることから、テレンスがボイランを殺害した後に自殺したと決めつけ、捜査を打ち切ろうとしているニュースを目にする。
テレンスと知り合いであり、彼が善人であることを知るスペンサーはテレンスの遺族に会いに行き、テレンスの妻から家宅捜査で家から麻薬が見つかったことを聞く。 些細な部分に気づき、テレンスがボイランを殺した犯人でないことを確信したスペンサーは、テレンスが最後に会った相手であるテレンスの相棒の刑事スコット(Alfred Briere)に会いに警察御用達のバーへと向かう。

スコットからテレンスがボイランを何かの罪で疑っていたことを知るスペンサーだが、ボイランを慕うマクリン巡査部長(Kip Weeks)たちに絡まれリンチを受けてしまう。
テレンスの家から麻薬が出たことから警察の内部の汚職に疑いの目を向けるスペンサーは、近場のコンビニに設置された監視カメラの映像を店員からもらい、 事件の当日にテレンスが誰かの車に乗ったことと、何者かが停めてあったテレンスの車に乗ったことを確認する。
ボイランの殺害現場に足を運んだスペンサーは、テレンスが殺人現場であるバスの駐車場で自殺せず、妻も子供もいる自宅前で自殺したことを不審に思いドリスコルにそのことを告げるが、事件が終わったとするドリスコルは取り合ってくれない。 そしてスペンサーは自力で事件に立ち向かっていく…


これもNetflixオリジナルです。
監督はピーター・バーグ、「マイル22」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15840681 でもこのコンビでしたね。
主演は監督とは多くのコンビを組んでいるマーク・ウォールバーグ、上記の作品以外には「ゲティ家の身代金」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15532152 にも出演していました。
そしてウィンストン・デューク、「アス」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/09/16/060000 に出演していましたね。
アラン・アーキンは、「ダンボ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15925350 が近作となります。


物語は、怒り捲って警部を殴り、服役した元警官のお話です。 もちろん彼は正義の鉄槌でしたが、確証がない中の行動で、反論の余地はありませんでした。

刑期を終え出所、しかし妻からは逃げるように父の家に逃げ込みます。 運送業でもやろうとしていた矢先、殺人事件が起こります。 自分の殴った男が殺され、元同僚も謎の死を遂げます。 不審に思った彼は、だんだんとこの事件を調べ始めますが、いろんな邪魔が入り、ますますのめりこんでいきます。


今作は監督とマークのコンビはもう安定ですが、ホークという巨漢の存在がいいんですね。 総合格闘家を目指していますが、だんだんとマークに馴染んでいくのがいいですね。

まあ安定の勧善懲悪ですが、すっきり感もあり面白かったです。


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出所間近でもやりあうスペンサー

 

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妻のもとに行けず、父のもとに

 

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再出発を考えていた彼だが

 

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ホークと出会い

 

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同僚の事件の捜査に付き合う

 

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しかし事件は根深いものだった

 

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