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ブラック・フォン

2022年作品、スコット・デリクソン監督、イーサン・ホーク メイソン・テムズ マデリーン・マックグロウ ジェレミー・デイヴィス ジェームズ・ランソン出演。

子供の連続失踪事件が起きているコロラド州のとある町。 気が小さく独り立ちできない少年フィニー(メイソン・テムズ)は、ある日の学校の帰り道、マジシャンだという黒風船を持った男(イーサン・ホーク)に出くわす。 「マジック見るかい?」の一言を発したかと思うと、フィニーは黒いバンに無理やり押し込まれ、気が付いた時には地下室に閉じ込められていた。 壁に囲まれたその部屋には鍵のかかった扉と鉄格子の窓、そして「断線している黒電話」。

だが、その断線しているはずの電話のベルが突如鳴り響く・・・。 それは、この部屋の恐怖と真実を知る”死者からのメッセージ”だった。 

一方、妹のグウェン(マデリーン・マックグロウ)は兄の失踪に関する不思議な予知夢を見たという。夢の記憶を頼りに、必死に兄の行方を探し始める。

監督はスコット・デリクソン、「ドクター・ストレンジ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14710148 を撮っていますね。
フィニー役はメイソン・テムズ、初めて見る子役さんですね。なかなか堂々とした演技で、唯一泣くところも上手かったですね。
妹のグウェン役はマデリーン・マックグロウ、「ラ・ヨローナ~泣く女~」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15959905 に出演していました。
イーサン・ホークはほとんどカメオみたいな出演でしたね。「THE GUILTY/ギルティ(2021)」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/10/06/060000 では声のみの出演でした。

この題名通り“ブラック・フォン“が全ての鍵でしたね。 またこの兄妹には母譲りのある能力が備わっている。特に妹の能力が際立っているんですが、彼女に見えたものにある法則があることが、最後のクライマックスに微妙に変化を与えていました。