anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

愛唄 -約束のナクヒト-

2018年作品、川村泰祐監督、横浜流星 清原果耶 飯島寛騎 中村ゆり出演。

ごく平凡な若手サラリーマン透(横浜流星)は、ある日、自分が病に侵され残り3か月の命であることを突き付けられる。 思い余ってビルの屋上から身を投げようとしたとき、チャラい風貌の男(飯島寛騎)が突然声をかけてきた。
高校時代の同窓生龍也だったが、龍也に事情をぶつけると、透のスマホのカウントダウンアプリを起動させ、残り時間は短いかもしれないけれど、今はまだ生きていると言うのだった。
夜の帰り道、伊藤凪(清原果耶)という少女が書いた詩集が縁で、元子役の相川比呂乃(成海璃子)と出会い、初めての恋かもしれない感情を透は抱き始める。
比呂乃はとの出会いは、透の人生に輝きを与えるが、比呂乃は元の演技の道へ進むべきだと思い、透は身を引くことになる。
恋愛未満で終わったものの、透の人生に予期せぬイベントが起きたことを見ていた龍也は、最後まで生き抜けと励ますのだった。
そんなある日、透は一人の少女と出会う。 その少女こそ、死んだはずの詩人伊藤凪なのだった・・・
 
はかなくも、美しいお話でした。
監督は川村泰祐、「ガールズ・ステップ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/13467324 を見ています。 良い作品でした。
主演は横浜流星、このシリーズの前作「キセキ -あの日のソビト-」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14721720 にも出演していました。
そして清原果耶、「デイアンドナイト」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15881534 でもヒロイン役でしたが、衝撃的な作品でしたね。
成海璃子の近作は、「ゴーストマスター」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/12/24/060000 というホラー作品となります。
 
物語は、ある若いサラリーマンがいきなり余命宣告を受けます。 父が早く亡くなり、食堂を切り盛りする母とふたりですが、母とはもう一緒に住んでいません。 そしてそのことを母に告げることはなかなかできませんでした。
そんな時、子役で、今は女優を辞めている比呂乃と出会います。 女優に復帰したいけど、女優時代の嫌な思い出が勝ってなかなか戻れない彼女に、透は思い切って彼女の背中を押すことで別れを告げます。 そして彼女との出会いは、ある一冊の本でした。 その作者は伊藤凪という少女で、彼女はこの作品を書いた後亡くなっていると聞かされていました。
そして透を励ますのが、元ミュージシャンの龍也、そしてその伊藤凪と透が病院で出会います。
 
今作は、余命短いふたりのお話、透はおそらく内臓系のがんのようですが、若さなのかギリギリまでがんばって動きます。 それはカウントダウンアプリを入れてもらい、生きている間になにが出来るかを必死に模索し始めます。
重い病気になり、さらに孤独感を味わうとどんどん欝になって行きますが、つらいけど周りがどういうケアをできるか、そこがみるべきポイントだと思います。
 

f:id:anttiorb:20200116195550j:plain

余命宣告を受けた透

 

f:id:anttiorb:20200116195603j:plain

しかし、龍也がカウントダウンアプリを

 

f:id:anttiorb:20200116195612j:plain

さらに比呂乃と出会うが

 

f:id:anttiorb:20200116195623j:plain

しかし比呂乃とは別れ、ある本の作者の凪と病院で出合う

 

f:id:anttiorb:20200116195637j:plain

そして彼女を外に連れ出す

 

f:id:anttiorb:20200116195645j:plain

そして凪がいけなかった高校に

 

f:id:anttiorb:20200116195651j:plain