2019年作品、白羽弥仁監督、榎木孝明 村上穂乃佳 高崎翔太 斉藤暁出演。
柴久生(榎木孝明)は同僚の死を軽んじる上司に嫌気がさして退職した後、岡山県高梁市の看取りステーションに勤めている。 余命いくばくもない人々に寄り添い、最期の希望を出来るだけ叶え、その時を一緒に過ごしていく看取り士として、第二の人生を歩む久生。 そんな彼のもとに、23才の新人・高村みのり(村上穂乃佳)が赴任し、久生や地域の診療所の医師たちと連携しながら様々な死と向き合っていく。 ある日、三人の子供を持ちながら若くして余命宣告を受けた母親を受け持つことになり、幼い頃に母親を亡くしたみのりは葛藤。 そんな彼女に対し、久生は看取り士としてその母親をどう向き合えばよいか、温かく導こうとする。
監督は白羽弥仁、初めて作品を見ます。
柴役は榎木孝明、「信虎」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/12/04/060000 に出演でした。
みのり役は村上穂乃佳、「人狼ゲーム クレイジーフォックス」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15485282 に出演していました。
こういう作品は近年多くなっていて、その都度見るようにしています。 原作は「私は看取り師」で日本看取り師会の会長の柴田久美子氏の実際の体験が元になっているということでした。
冒頭にテロップが流れ、今作で描かれている”みとりし”は劇中のようにまで、患者には踏み込むことはない、それは別の体験でさらっと描かれていました。
老いても、若くても、来るべき時は人生において来てしまいますし、でも、もし避けられない余命宣告をされたとき、まず当人がどう生きたいか? そしてその手伝いをしてくれる人が、団体があったらどうなのか?
作中にも、疑う輩も出てきますが、それはいかに親身になって介護をして心の支えになってくれたのか? ということにもよるんでしょう。