anttiorbの映画、映像の世界

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PIECE ~記憶の欠片~

2012年作品、下山天監督、渡部秀 三浦涼介 長谷部瞳 野崎萌香出演。

千野智紀(渡部秀)は恋人が死んだ日のことを夢に見ていた。 恋人の遥は智紀(飛鳥凛)の腕の中に倒れ、体が徐々に石化していき亡くなってしまった。 遥の死後、智紀の手の中には小さな金属片が1つ残されていた。
智紀は元一流新聞記者だった。 だが、遥の死後酒に溺れ、犯罪などのゴシップ記事を書いて食い繋いでいた。 智紀には3年前の記憶が抜け落ちており、遥の死を断片的にしか覚えていなかった。 そのため、遥が死ぬ間際に何を伝えようとしたのか思い出せず、苦しんでいた。
夜の裏路地で、白いコートに白い帽子を被った女性が、男性の手を握って目を見つめていた。 すると、にこやかに笑っていた男性が突然苦しみだし、体が徐々に石化していった。 倒れた男性は道路に倒れ、体が粉々に砕けてしまった。 その男性の遺体を、1人のカメラマン:零(三浦涼介)が写真に収めていた。
智紀は編集長から連絡をもらい、慌てて部屋を飛び出した。 智紀が以前から話していた内容と酷似している事件が発生したのだ。 被害者はオオサワタツヤ、22歳。ホストをしている男性だった。 智紀はこっそり現場に近づくと、狩屋刑事(松澤一之)に事件の詳細を問い掛けた。
2人は旧知の中で、狩屋刑事は遥が石化して死んだことも知っていた。 だが、さすがに捜査状況を話すことはできず、狩屋刑事は智紀に帰るように促した。 そこに、本庁公安課の塩村刑事(伊籐かずえ)がやって来る。 塩村刑事は怪事件が起きるたびに現場に現れる、本庁のエリート刑事だった。
智紀は塩村刑事に追い返され、イライラしながらも仕方なく引き下がった。 すると、不思議な男:零に声を掛けられ、智紀だけの力では真相を暴くのは無理だと貶される。 腹を立てた智紀は無理矢理現場に侵入すると、警察の制止を振り切り遺体を確認した。 オオサワの遺体は遥と同じように石化していた。
智紀は独自取材を行い、変死体事件が今月に入って4件起こっていたことを知る。場所に特徴はなかったが、全て深夜に犯行が行われていた。 そして、現場付近ではいずれも、白いコートの女性が目撃されていた。 その女性の特徴は他にもあり、肌が異常に白かったらしい。 智紀はその話を聞き、遥の肌も白かったことを思い出す。
零と呼ばれる闇写真家が、オオサワの遺体の写真を雑誌に掲載していた。 スクープ写真をネットオークションで売り捌いている男だった。 智紀は零に会うため、サイトを通じて連絡を取り合った。 智紀は零に会うが、現場で会ったときとまるで違う雰囲気に戸惑いを覚える。 とりあえず零に誘われるまま席に着き、なぜ現場の場所が分かったのか問い掛けた。
零は話をはぐらかし、なぜこの事件に拘るのか逆に智紀に問い掛けた。 智紀は過去に同じ死に方を見たことがあり、犯人を見つけたいのだと零に迫った。 この事件に対する智紀の熱意を感じた零は、智紀と手を組むことを決めるのだった・・・

なかなか設定の面白い作品でしたね。
監督は下山天、見ていてもおかしくない監督でしたが、初遭遇です。
主演は渡辺秀、「進撃の巨人」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13325805.html https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13476294.html の実写版に出演していました。
そして重要な役で三浦涼介、「カルト」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12939872.html に出演です。

物語は、石化して死んでしまう殺人事件が起こります。 でもそんな死体が出たら一大事、考案が乗り出し、徹底的に隠蔽をするんですね、当然ですが。主人公の智紀は恋人が同じ死に方をした記憶がおぼろげながらあることから、新に発生した通称:ゴーゴン事件を調べ始めます。 しかし調べているのは彼だけでなく、もう一人謎の男がいます。
実は彼は多重人格者、いつも違った印象はそのためなんですね。 これにも実はわけがあるんですが。
今作は “TOEI HERO NEXT” というプロジェクト作品です。 以前見た 「ぼくが処刑される未来」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15391801.html もこの作品でした。

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遥の思い出、それは断片的だった

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謎の石化事件がおき、彼は現場にいた

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怪しい男:零

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そして二人は組むことになり

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事件の真相を追う

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なかなか設定が面白取り組みですね。