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極秘捜査

2016年作品、クァク・キョンテク監督、キム・ユンソク ユ・ヘジン ソン・ヨンチャン イ・ジョンウン出演。

1978年の釜山。 父親が実業家である小学生の娘・ウンジュ(ファン・チェウォン)は、この日も運転手の送迎で帰宅するはずだった。 しかし、下校中に 「友達と何者かの車に乗った」 という情報を最後に姿を消す。
ウンジュの母親:グィジャ(イ・ジョンウン)は、知り合いのコン刑事(キム・ユンソク)に捜査に加わるようお願いをした。 コン刑事は、ウンジュの友人の父親であったのである。 現在、機動隊に左遷させられているコン刑事は当然事件に加われ無いものと思ったが、ウンジュの両親の意向により捜査に加わることになった。
誘拐事件から3日目。 中々犯人から連絡が来ず、業を煮やした母親と義妹(チャン・ヨンナム)は占い師にウンジュの行方を見てもらっていた。 しかしどの占い師もウンジュは死んでいると言う。
絶望の淵に立たされた母は、義妹の薦めで最近修行を終えて戻って来たというキム導師(ユ・ヘジン)の元を訪ねることにした。 見た目は普通の中年の男、暮らしもどちらかというと貧しい。 半信半疑でウンジュの相談をすると、キム導師だけは 「生きている」 と言った。 そして 「犯人から15日目に連絡が来る、そしてコン刑事が事件を解決してくれる」 とも話した。
キム導師の話は家族に希望を持たせ、コン刑事を信頼するきっかけとなったことは間違い無かった。 コン刑事は所轄の刑事と組んで捜査することになったが、周囲からは疎ましがられている。
しかし人の目を気にしない彼は、誘拐事件は極秘捜査が必要だと主張し、本部を地下に置いて犯人に警察の存在を知られないようにした。 そのためウンジュの父親:ソン・ヒョンテ(ソン・ヨンチャン)には金を用意させ、マスコミや警察などを黙らせるように指示する。
そしてキム導師のことも、胡散臭いと疑ってかかっていたのだった・・・

これは実話だそうです。
監督はクァク・キョンテク、「チング」 2部作 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/MYBLOG/yblog.html?m=lc&sv=%A5%AF%A5%A1%A5%AF%A1%A6%A5%AD%A5%E7%A5%F3%A5%C6%A5%AF&sk=1 を撮っていますね。 なかなか面白い作品でした。
主演はキム・ユンソク、近作は 「あなた、そこにいてくれますか」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15187321.html です。 いいファンタジーでした。 そして、キム導師役でユ・ヘジン、近作は 「LUCK-KEY ラッキー」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15096678.html ですね。 これは痛快でした。

物語は、少女誘拐事件を追う刑事と、占い師と、少女の家族の物語です。 そして刑事のコンは、少々自分よがりの性格なんですね。
普通の子持ちの男なんですが、あまり同僚を信用できない性格、だからこの後一緒に捜査をする同僚や、他の署の人間とうまく行かなくなってしまうんですね。 でも刑事としての嗅覚は優れている。
そしてキム導師の方も、師匠にいいように利用されたりするんですが、彼も能力があるんですね。
さて無事少女は救い出せるのか? 刑事と占い師のタッグの活躍が光る作品です。

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娘が消えた

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そして占い師の彼だけが娘の生存を言った

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そして15日目、電話がかかってくる

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コン刑事が主導権を握り

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キム導師と事件を追う

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