anttiorbの映画、映像の世界

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マンハント

2017年作品、ジョン・ウー監督、チャン・ハンユー 福山雅治 チー・ウェイ ハ・ジウォン出演。

酒井社長(國村隼)率いる天神製薬の顧問弁護士であるドゥ・チウ(チャン・ハンユー)は、長年この会社の顧問をしていた。 しかし、ここらで一区切りをつけるべく、いったん顧問の契約を終わらせることを考え、酒井社長に申し出ているのだった。
パーティは盛大に行われ、ここで社長は、息子の宏(池内博之)を紹介し、次期社長と華々しく訴えるのだった。 そこからパーティーは佳境になって行き、全員で踊り狂う中、ドゥ・チウは社長秘書の田中希子(TAO)と目配せをする。 しかしその後パーティー会場で、ドゥ・チウは遠波真由美(チー・ウェイ)と知り合い、しばらく時を過ごし彼女が車で送ってくれる。
翌朝、彼がベッドで目を覚ますと、希子の死体が横た わっていた。 現場には自身の指紋が付いたナイフが置かれるなど、突如として殺人事件の被疑者となった彼は、何者かにハメられたことに気づき、その場から逃走しようとするが、図ったように警察が駆け込んでくる。
浅野雄二刑事( トクナガクニハル)率いる警察に逮捕されるドゥ・チウだったが、なぜか浅野は謎の行動を取り、ドゥ・チウが逃げる環境をわざと作るのだった。 そして脱出、逃亡を図るドゥ・チウだった。
一方、大阪府警の敏腕刑事・矢村(福山雅治)は、新人の部下・百田里香(桜庭ななみ)と組むことになった。 型破りで、危険を顧みない矢村は、何か破滅的な行動を取る。 上司の伊藤(竹中直人)はそんな彼を信用して、百田をつけるのだったが、矢村の疑問を認め、独自捜査の許可を出す。
カギとなるのは、天神製薬研究員だった婚約者を3年前に失った謎の美女・真由美。 次々と警察の包囲網を潜り抜けていく被疑者に近づくほどに、この事件に違和感を覚え始め、初めはドゥ・チウをただ逮捕することだけ を考えていたが、次第に見解を変えていく矢村だった。
しかしこの事件には隠された製薬会社の実態が明かされていく・・・

この作品は、「君よ憤怒の河を渉れ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/7909893.html がオリジナルということなんですね。 健さんの作品ですが、さてこのリメイク版は?
監督はジョン・ウー、「健さん」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14975127.html という高倉健追悼のドキュメンタリーに出演していますが、意外に監督作品はあまり記事にしていません。 「M:I-2」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13480129.html ともう1本というところです。 やはりあのシリーズはコンプリートしたいんですが。
主演はチャン・ハンユー、近作は 「グレートウォール」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14866469.html ですね。
そして福山雅治、「三度目の殺人」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15135988.html が近作となります。

物語は、殺人事件の犯人とされた弁護士のお話。 それを追う刑事:矢村と新人刑事の百田なんですが、一方正規の捜査課を率いるチームもあるんですね。
舞台は大阪、自分のアリバイを証明してくれる人物は、パーティーの後に、少し時間を過ごした女性・真由美なんですね。 彼女の証言があれば、ドゥ・チウは無実だとわかるんですが、なかなか逃げながら真由美を見つけるのは大変。
オリジナルも見ているんですが、私には全く違う作品に感じました。 設定というか濡れ衣を晴らすところだけ一緒で、それ以外はほとんど別物に感じましたね。
そして起用されている役者さんたちは、日本語は上手いですが中国の方が多いですね。 というか吹き替えが多いと感じました。
また新人刑事役の桜庭ななみ、彼女がどうして起用されているのかと思ったら、中国語が堪能だということかもしれませんね。
オリジナルに比べスタイリッシュな現代的になっている反面、タッチはやはりジョン・ウー監督らしい感じがしました。 最後に福山君と監督の対談が入っているサービスもあります。
れっきとした中国作品ですが、ほとんど邦画ですね。

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天神製薬の継承をしたい二人

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はめられたドゥ・チウ

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そしてこのコンビが捜査に

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伊籐も二人を別働隊にする

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警察の捜査を交わすドゥ・チウ

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矢村は彼を犯人だと思えなくなってくる

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そして水上で発見

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