anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

孤高の遠吠

2015年作品、小林勇貴監督、渡辺優津紀 神尾和希 日比野翔矢 増田亮太出演。

ユヅキ、カミオ、リョータ、ショーヤの4人は、ナカニシ先輩とマキヨシ先輩から原チャリを買ったことをきっかけに、不良の世界に足を踏み入れる。 そして、彼らの前に現れたのは、言葉の通じない超暴力主義先輩軍団、原チャリを襲うことしか頭にない原チャリハンター、暴走族、合計前科100犯超の窃盗団。
拉致、リンチ、監禁、拷問、抗争、復讐、反逆。 喧嘩の名産地・富士宮には逃げ場なし。 次々と襲い来る敵。狂気と凶器。
果たして、最弱後輩軍団4人の運命は!?・・・

限りなくリアルに、実際に起きた事件を元にした作品という事ですね。
監督は小林勇貴、「全員死刑」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15268627.html を見ていますが、今作はほとんどそのまま、演出も無い気がする作品でした。
そしてキャストは誰が誰だかわからない(^^) というのも、俳優ではない、実際のヤンキーをキャスティングしたとしか思えないからです。 演技なんて全くない、ただ本能で台詞を言わせているという感じなんですね。

物語は、よわっちそうな少年4人が、原チャリを買ったことから始まります。 高校生の頃バイクに乗りたい衝動があるのは私の時代も一緒、大体バイクの後ろに乗って走ると、自分も運転したくなると言われていました。
確かに原付でも、後ろに乗ってスピード感を味わうと、本当に気持ちがいいし便利さを感じたもんです。 私はそこから踏み出しませんでしたが、友人は大学生の時までバイクを重宝していました。 事故ってそれっきり乗らなくなりましたが。
しかし、ちょっと癖の悪い先輩から原チャリを買ってしまった4人、そこから彼らが絡まれだしていくというお話ですね。 ちゃんとしたバイクショップで買えばここまでにはならなかったかもしれませんが、4人はどんどん危ない輩に翻弄されていきます。
そして何より、はじめはある程度加減しながら喧嘩をしている感じなんですが、ところどころマジでやっているふうになっていくんですね。 台詞だったり、立ち回りだったりそういう事を当てにできない作品、本当のヤンキーを集めて演技をさせるとこうなるというリアルなところが見どころ。
面白いかどうかは別にして、実験作ですね。

イメージ 1
すべてはこの4人が原チャリを買ったことから

イメージ 2
それから4人は

イメージ 3
ヤンキーから

イメージ 4
翻弄されていく

イメージ 5
そして喧嘩は極まりなくなっていく

イメージ 6