第1話
お笑いコンビのアカコ(松井玲奈)とヒトミ(清水富美加)は27歳で、コンビを組んで5年目。 一緒に住むアパートでネタ作りに励んでいる。 売れる足がかりをつかむため、所属事務所のネットチャンネルへの動画投稿が日課だ。
ネタ作りの後、ウイスキーを飲んだアカコが爆睡、ヒトミが動画で撮影、顔にマジックでいたずら書きをする。 そのまま布団で熟睡しているアカコをトラックで草むらに連れて行き、あるところに向かう。
もちろん協力者の蔵前真吾( 落合モトキ)と大島洋次(荒井敦史)が一緒なのだが。トラックの荷台に乗せられたアカコが行った先は?…
第2話
アカコとヒトミはユーチューブに投稿する動画を作成していた。 今度はボーリングの玉を転がしてヒトミが顔面で受け止めるというネタを撮影しようとする。 何度も逃げようとしたヒトミだが、最後はボーリングの玉を顔面に受けて絶叫した。 投稿した動画 「#15 おでことボーリング」 の視聴回数はたったの54回。
制限時間は30分、その時間内にヒトミのロードバイクを盗むものは現れるのか?・・・
第3話
ある日の朝。 相方のアカコからヒトミに、「仕掛けるから、今日、ドッキリ。」 との電話が来る。 とはいえ、そもそもドッキリとは、事前にドッキリを仕掛けられていることを知らないからドッキリになるのであり、事前にドッキリを仕掛けることを知らせていては、ドッキリにならないだろうと、ヒトミはアカコの事前通告を不思議がる。
もしかして、既にドッキリはスタートしていて、家の中に何かが仕掛けられているのか? はたまた、ドッキリだと知っていても回避できないような、何かとんでもない出来事が待ち受けているのか?
何時どんな事が起きるのか分からないドッキリにビクビクしながら過ごす、ヒトミのドッキドキな1日がス タートする!?
ヒトミが愛車の自転車(チャリ)で出かけると、ある人通りの少ない裏路地で、不自然に設置された黄色いバケツを発見する。 黄色いバケツは木の枝に紐で吊るされており、バケツからは緑色をした謎の液体が滴っていた。 ヒトミは、「うっわー何だあれ、すっげーカラフルじゃん」 と、溜め息まじりの声を漏らす…
最終話
河川敷に立つ、ヒトミ、蔵前真吾、大島洋次の3人。 そして、金髪のアカコの前には、お笑い芸人が熱湯風呂で使用するような透明な浴槽が設置され、浴槽の中では生きたブリが元気よく泳いでた。 ブリは、前回の 「#18 つけろ! いちゃもん!」 の企画で怒らせた寿司屋の大将に謝りに行った時に貰ったものだ。
アカコは、今回の企画が、着衣のまま生きているブリを抱きかかえるというものだと知り、「バッカ! 野っ原でブリ抱かなきゃいけねーんだよ!」、「服ビチャビチャになるつうんだよ!」 と怒って帰ろうとする。
すると、少し離れた場所で、大学の先輩である和田栄(30)(浜野謙太)が軽快にステップを踏んでいるのを発見する。 和田先輩の足にはアカコの靴(ジェレミー・スコット)が履かれていた。 さらに和田先輩の傍には、ぬかるみが用意されており、ジェレミー・スコットを汚したくなければ企画に挑戦しろと迫られたアカコは、しぶしぶ企画に応じることになるのだった…
これは全4回で放送された劇場版のプロローグ的なドラマ版です。 これはれなひょんがまたまた楽しい役柄に挑戦すると聞いた時から楽しみにしていましたし、相棒が清水富美加だったのでなおさらでした。 しかしお蔵入りの危機がありやきもき、無事公開となり、ドラマも放映の運びとなりました。
このドラマ版は楽しい極みですね。 漫才コンビの二人の漫才は映画で楽しむとして、売れないコンビの二人が動画を自撮りして再生回数を伸ばすことに執念を燃やす短編4編ですが、なかなか実際に体を張った絵作りになっています。
そして最終回には浜野謙太と前野朋哉も参加、過酷な試練に参加してきています。今となってはもうできませんが、この玲奈と富美加のコンビは結構絶妙でしたね。 映画を見てもっと味わう卓なりますし、ドラマとしてじっくり見たいところです。