anttiorbの映画、映像の世界

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ダイ・ハード3


ニューヨーク5番街のビルが、突如、爆破された。 中央警察署のコッブ署長(ラリー・ブリッグマン)の元にサイモンと名乗る犯人から、妻ホリーと別れて乱れた生活が続く休職中のマクレーン刑事(ブルース・ウィリス)をハーレムの指定場所に寄越せ、と要求が入る。
前の晩飲んだくれていたマクレーンは今は停職中、しかしハーレムで、胸に下げたボードには 「私は黒人が嫌いだ」 と書かれている。 家電修理店の店主ゼウス(サミュエル・L・ジャクソン)は、万引きしたラジカセを売りに来させられた黒人少年二人を、諭しているときにマクレーンを見つける。
慌てて止めに入ったがすでに遅く、ストリートギャングに囲まれたマクレーンを、銃を使って威嚇して、タクシーに乗せなんとか救った。 危ういところ救われたマクレーンは、署に戻り2人は、犯人は大惨事を引き起こせる特殊な液体爆弾を盗んで使用していると知らされる。
そこへサイモンから再び電話が入り、地下鉄の車両に爆薬を仕掛けたと告げた。 ゼウスはどこからか見られており、一緒に行動をするように言われ、仕方なくクイズを出し続けるサイモンに振り回されながら、要求に従い急ぎ車を飛ばすことになってしまう。
マクレーンは爆 走する地下鉄に飛び乗り、必死で発見した爆弾を取り外し、線路に投げ捨てるが、車両は脱線してプラットフォームになだれ込んだ。 やっとパニックの現場に現れたFBI捜査官の話で、ようやくサイモンは凄腕の国際的テロリストで、爆弾のプロのタルゴ(ニック・ワイマン)とNYに潜伏していると言う。 しかもサイモンは、かつて彼が葬ったハンス・グルーバーの兄で、復讐のためマクレーンの命を狙っているのではないかともわかってくるのだった。
サイモンは、今度はNY市内246校の小学校のどこかに強力な爆弾を仕掛けたと通告してきた。 マクレーンたちはサイモンの送った新たな暗号を解き、学校を割り出すが、そこにはゼウスの甥が通っていた。 学校には捜査陣が急行し、生徒たちの避難を進めるのだった…

前作、前々作がクリスマス作品となっていましたが、この3作目はちょっと色合いが変わった感じでしたね。 いきなり人生を踏み外したようなマクレーンが現れ、結局ホリーとは上手く行っていない姿が憐れみを誘いました(^^)
監督は1作目のジョン・マクティアナン、今作は悪役の親玉でジェレミー・アイアンズが出演していますね。 最近の出演作は、「ハイ・ライズ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14450200.html 「リスボンに誘われて」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12744984.html 「ある天文学者の恋文」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14348790.html 等ですね。
またマクレーンのパートナーで、サミュエル・L・ジャクソンが出演、もう彼は言う事もないでしょう(^^) 
また意外に出演作が少ないのが、夫がありながらサイモンの恋人役で口に聞けない殺し屋カティア役のサム・フィリップスが結構貴重な出演ですね。 彼女はどうやら歌手としての活動をこの後しているようで、女優としての映画出演は2作きりでした。もっと見たい女優さんでしたが。

さてニューヨークが舞台となったこの作品、いきなりの爆発で映画が始まりますが、実はこれが仕掛けの始まりなんですね。 これはなかなかわかり辛いところで、そこまで手が込んだことをする必要があるのか? という感じですが、基本的に1作目のスタイルを踏襲している感じがしますね。
私はこの3作目が今一つ好きになれませんでした。 それはラストのあっさり感でしたね。 あれで終わり? というあっけない幕切れは今回も感じました。
ヒット作の続編でそこそこ興行収入は稼いだみたいですが、ここからしばらくシリーズは休眠しますからね。

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いきなり黒人たちに襲われるマクレー

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少年たちを説教していた

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ゼウスとコンビとなり

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サイモンの指示の通り動くことになる

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彼の目的は?

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