anttiorbの映画、映像の世界

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昼顔

2017年作品、西谷弘監督、上戸彩斎藤工伊藤歩出演。

3年前、笹本紗和(上戸彩)と北野裕一郎(斎藤工)は互いに家庭を持つ身でありながら惹かれ合い、一線を越えてしまった。 しかしただならぬ関係が明るみになり、弁護士を交えた示談の末に、二人は別れを余儀なくされる。
紗和は誰も知り合いがいない三浜という場所に住む事にするのだが、まずは生活をしていかないと。 そこで紗和は、杉崎尚人(平山浩行)というオーナーが営むレストランでアルバイトをすることになる。
はじめはランチタイムだけの臨時採用になる彼女は、ようやくここでの生活が始まっていくが、ここに来た理由は、まったく知り合いがいないという事だった。
北野の夢を見ることさえもうない環境の紗和、一方の北野は大学で非常勤講師を務めていた。 しかしなにげないチラシが郵便受けに入っていた。 それは蛍についての講演が行われるというお知らせで、その講師として北野裕一郎の名前を見つけてしまうのだった。
もう会わない、会ってはいけない二人だったが、彼女はやはりその公演に足が向いてしまう。 質問コーナーになった時、彼女前に座っていた小学生たちが元気に手をあげ質問をする。 そしてとうとう裕一郎の視線に彼女が入ってしまい、彼は激しく動揺するのだった。
再びめぐりあってしまった二人。 公演中、三浜自然の森でホタルを観察に行きたいと言っていたことを思い出し、紗和はバスで向かってしまう。 そこには裕一郎はいなかった。 会ってはいけないと思い直し帰りのバスに乗る紗和、しかしその途中で裕一郎の姿を見てしまうのだった。
その時は会えなかった二人だったが、ここに来れば会えるかもしれない、そして二人はこの川沿いで週に一度会う事になってしまう。 しかしそれはお互いに会話を交わさず、ただ蛍を見ているだけ、独り言だったり、バスの窓に何かを書いたりが二人の通信手段だった。
北野の妻・乃里子(伊藤歩 )は、突然ボーっとし始めた夫に対して、不信感を抱き始める。 そして頻繁に三浜に行く裕一郎をとうとう彼女が車で追ってくる、そして二人を駅で見つけてしまうのだった…

ドラマからの続編という事でしたが、私はそちらは未見です。 まあちょっとドロドロしている感じなんで、見れないでしょうね。 映画だから行った次第で(^^)
監督は西谷弘、フジテレビに在籍しているので、「ガリレオ」 シリーズを担当しているので、「容疑者Xの献身」 「真夏の方程式」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/9742765.html それ以外では、「県庁の星」 も監督をしていますね。
主演は上戸彩、そして相手役に斎藤工、裕一郎の妻役に伊藤歩というドラマと一緒の配役という事らしいです。
どうやらドラマとは一応の決着をつけたことから、新しい紗和の生活の場が変わり、3人以外は新しいキャストのようですね。 私が大ファンの黒沢あすかさんが出演、良い役でしたね。 彼女は今テレビでやっている 「SRサイタマノラッパー」 のドラマ編にも出演していますが、一番インパクトがあったのはやはり、「冷たい熱帯魚」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/7389937.html ですね。
物語は、偶然三浜の地を訪れた裕一郎に、やはり会いに行ってしまったことから、再び泥沼になっていく3人の関係、しかし今回は完全決着編になっているんですね。
お互いの家族、夫、親、を不幸にしてしまう不倫関係。 すっぱり別れるのも、元のさやに戻るのも禍根を残してしまいます。
まあ正直こういう作品を見ると、「男ってやつは…」 といつも思ってしまうんですね。半端に優しいとこうなってしまう。 良い人間、お人好しな男ほど、こうなってしまうもんなんでしょうね。
やはりそうなってしまうようなあいうエンディング、ハッピーエンドには絶対成れないんでしょうねえ…

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三浜に来てこのオーナーの店で働くことに

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そして講演会が

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そして川原で会ってしまう

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言葉を交わさず再び始まる

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そして妻は何かを感づく

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