両親の離婚後、母親・真智（鈴木砂羽）の再婚相手との関係がうまくいかず、入学したばかりの女子校でも些細なことからハブられてしまった住友糸真（黒島結菜）は、父・泰弘（森崎博之）を頼って、東京から北海道の札幌へと引っ越す。
担任教師から紹介され、とりあえず空いている席に座ろうとした時、隣のイケメン男子が烈火のごとく怒る。 「そこは、和央の席なんだ！」
糸真は座れと言われて文句を言われたその男子に向かって、敢然と反発する。 しかし横に座っていた女子生徒・国重晴歌（川栄李奈）が和ませてくれ、その場は収まっていく糸真だった。
雪の中家に帰ると、駐車場で、犬の世話をしている高校生がいた。 優しそうな男子で、父から紹介を受ける。 彼は桜井和央（高杉真宙）というのだが、そこに現れたのが糸真に突っかかって来た男子、彼は舘林弦（小瀧望）というのだった。 弦は和央を連れて帰っていく、労わりながら。
和央とははじめから気が合った糸真だったが、晴歌から二人共学校で人気者で、下手に手を出すとはぶられるよと、軽く脅される。 女子の間では “弦と和央はみんなのもの” という暗黙のルールがあるという事だった。 和央が教室に入ってくると、「初めまして」 とよそよそしい挨拶をする糸真だった。 またここでも同じ目に遭いたくなかったからだった。
それを知りつつも、なぜか弦、和央との距離が縮まってゆく糸真。
そしてやはり、ある日カラオケに誘われた糸真だったが、待ち合わせ場所には誰も来なかった。 仕掛けたのはなんと晴歌だった。 彼女は弦のことが好きであり、弦たちと距離が縮まっていく糸真が許せなかったのだった。
雪の中寂しげに帰っていくと、そんな姿を見て、和央が優しく抱きしめてくれる。
そんなある日、いきなり母親が訪ねてくる。 せっかくだからと言いながら、美味しいものでもと言いながら、そこには父と、和央の母の由香里（白石美帆）もいた。 母は直感で何かを感じていたが、糸真にはその時はまだわからなかった。
そして、仲の良い、桜井家と食事をしているときに、父が由香里にプロポーズをするのだった。 その場で承諾する由香里、なんと糸真は和央と兄弟になってしまう事になるのだった。
彼女は札幌で上手くやって行けるのだろうか？・・・
普通はスルーする作品なんですが、りっちゃんが出るので、見に行った次第で（＾＾）原作はいくえみ綾という事で、7巻になっているコミックスですね。
主演は栗島結菜、「サクラダリセット」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/MYBLOG/yblog.html?m=lc&sv=%A5%B5%A5%AF%A5%E9%A5%C0%A5%EA%A5%BB%A5%C3%A5%C8&sk=0 でヒロインをしていました。 透明感のある若手女優ですね。
そして小瀧望、彼ははじめてみますね。 関西ジャニーズJr.内のユニット 「7WEST」のメンバーと言うことくらいしか私にはわかりません。 役はこれ！という感じでした。
物語は、東京で高校生活が上手くいかず、仕方がなく母と離婚した父の住んでいる北海道に転向する少女のお話ですね。 題名の由来は、彼女がバレエをしていたからという事です。 プリンシパルというのはバレエの主役、彼女は学校生活で、人生でも主役になりたいと願っているようです。 意外に、大胆な性格なんですね（＾＾）
しかし学校のイケメン人気男子争奪戦のあおりを受け、早くもクラス内でハブられ始める糸真ですが、なんとその一人の和央と兄弟になってしまう展開、ちょっとあまり見たことのない筋書でした。
じゃあ彼女の恋の矛先は？ まあそうなると一人ですが、ただその前に裏ボスのような晴歌との関係修復に動き始める糸真なんですね。 彼女の気持ちがここでわかり、弦が好きだという晴歌、そして関係がだんだん修復していくんですが。
まあ高校生の恋愛ドラマ、プリンシパルという設定が、少し弱く、原作を知らないと唐突感があり、物語の展開スピードがちょっと速いですね。
まあ7巻を1話にまとめるとこんな感じになってしまうのかもしれませんが。
