anttiorbの映画、映像の世界

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トレインスポッティング

1996年作品、ダニー・ボイル監督、ユアン・マクレガー、ロバート・カーライ、アーヴィング・ウェルシュ出演。

マーク・レントンユアン・マクレガー)は平凡な生き方よりも、「誠実で真実あふれる麻薬の習慣」 を選んだ麻薬常習者の青年。
彼は何度目かの麻薬断ちを決めた。 仲間のシック・ボーイ(ジョニー・リー・ミラー)も麻薬を止めるが、それはレントンに嫌がらせをするためだ。 麻薬よりも健全な性欲を満たすべく、レントンたちはディスコに行く。 そこで彼はダイアン(ケリー・マクドナルド)という美女に魅かれて彼女の家でセックスする。
翌朝、彼はダイアンが実は高校生だと知る。 レントンたちは再び麻薬を始めてしまうのだった。 それまで麻薬はやらなかっ たトミー(ケヴィン・マクキッド)も、恋人に振られた腹いせに麻薬を打ってくれという。 皆が麻薬に耽っている間に、仲間のアリソン( スーザン・ヴィドラー)の赤ん坊が死んでいた。 実はその赤ん坊の父親だったシック・ボーイは泣く。 皆は慰めにさらに麻薬を打つ。
そんな中、今度は勢いで盗みをどんどんやるようになり、とうとうレントンとスパッド(イーウィン・ブレムナー)が捕まり、スパッドは刑務所にはいってしまうのだった。 執行猶予になったレントンは本気で麻薬をやめようとして、禁断症状で地獄の苦しみを味わう。 しかし、トミーは注射針からエイズに感染していた。
麻薬を止めたレントンはロンドンに出て不動産屋に就職。 だがそこに故郷の仲間たちが押しかける。 まずは強盗で逃走中のベグビー(ロバート・カーライル)、それにポン引きになったシック・ボーイ。 やがて彼は二人のせいでクビになり、3人そろって故郷に帰ると、トミーの葬式が行われていたのだった・・・

ダニー・ボイル監督の2作目の作品、主演にユア ン・マクレガーを据えたことも2作連続ですね。 初期3作品はいずれも彼を主演にしている監督ですが、私は近年の3作品 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/10417528.html https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13912879.html を見ています。 もちろん今回の 「T2 トレインスポッティング」 を見るために予習がてら今作を鑑賞しました。
物語は、ドラッグにおぼれる青年たちを描いた、青春作品とでもいうんでしょうか?レントンの周りに集まる、無軌道な男たち、腐れ縁のシック・ボーイ、絶対ジャンキーから抜けられないだろうと思われるスパッド、そして喧嘩が誰よりも好きなベグビー、そして女にふられてドラッグにのめり込むトニー、環境はばっちりですが、意外に普通の両親がいるレントンは、何度も足を洗おうとするんですが、その都度上手く行かず、また無軌道な生活に逆戻りしてしまうんですがね。
この作品、赤ん坊が亡くなるシーンがけっこうショッキングですね。 ドラッグに浸ってしまい、誰も世話をしなかった赤ん坊が静かになり、様子を見に行ったときやっと現実を知るんですね。
シック・ボーイはそれがトラウマになるんですが、だからといってそれで改めるという感じにはならないところが何ともなんですが(^^)
そしてラストはある意味衝撃的ですが、確かにこの展開で終わると、その後が見たくなりますよね。
そして20年ぶりの続編となって行くんですね。

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3人はドラッグにおぼれている

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無軌道な彼ら

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喧嘩っ早いベグビー

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しかしレントンは麻薬断ちを決意するが

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そう簡単にはいかない

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