anttiorbの映画、映像の世界

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BLISS ブリス

2019年作品、ジョー・ベゴス監督、ドーラ・マディソン トゥルー・コリンズ リース・ウェイクフィールド ジェレミー・ガードナー出演。

自宅アパートで巨大なキャンバスに向き合う画家のデジー(ドーラ・マディソン)。 しかし全く絵筆が進んでいない。 彼女は恋人のクライヴ(ジェレミー・ガードナー)と部屋をるが、顔を合わした大家のランス(Mark Beltzman)から家賃を請求される。これからエージェントのデヴィット(Chris McKenna)に会う、そうすれば金が手に入るとランスに伝えクライヴと外出したデジー。 しかしデヴィットは彼女に、ギャラリーのオーナーであるニッキー(Rachel Avery)が契約を打ち切ったと伝え、いつまで経っても絵が完成しないことが理由だった。 デジーは抗議しエージェントとして手を打てと要求するが、デヴィットの方も彼女との契約を切ろうとしていた。
彼女は帰り道の車の中で電話をかけ、ニッキーと直接話そうと試みますが連絡がつかない。 3ヶ月間絵は売れず金も入らず、スランプ状態が続いて追い詰められたデジー。そこで彼女は馴染のドラッグの売人ヘイドリアン(グラハム・スキッパー)の店を訪れると、そこにはトランプに興じる、馴染みの老人たちがたむろしていた。 気分を紛らわそうと、デジーは彼に何か良いのドラッグがないか訊ね、次々入荷したドラッグを見せるヘイドリアン。
彼が最後に見せたドラッグ“ディアブロ”を選んだデジー。 ヘイドリアンは強力な麻薬なので、慎重に使うよう告げる。 個室を借りて、早速ドラッグを吸引するデジー。麻薬の効果にまどろみ、彼女は意識と時間の感覚を失う。
気付いた時には夜で、ヘイドリアンの店には飲酒目当ての客がたむろしていた。 店を出ようとしたデジーに、友人のコートニー(トゥルー・コリンズ)が飛びついてきた。彼女はしばらく連絡がつかなかった友人だったが。
その夜はコートニーに勧められるまま、デジーは店で酒とドラッグに溺れ、溜まった不満を吐き出すように語り続けるデジー。 またコートニーのパートナーであるロニー(リース・ウェイクフィールド)も店に現れ、個室でデジーとドラッグを服用しながら、ロニーのマネージャーであるダンテ(Jesse Merlin)をぜひ紹介したいと話すコートニー。そこにロニーが入ってくる。
コートニーとキスをするデジー。 そこにロニーも加わります。 酒とドラッグに溺れてゆく3人。 やがて服を脱ぎ捨てた3人は、体を重ね、恍惚の表情を見せるデジーとコートニーの、首から胸へと血が流れているのは幻覚なのだろうか?


ドラッグによる、幻想的な世界がどんどん恐ろしくなっていく作品ですね。
監督はジョー・べゴス、初めて作品を見ます。
主演はドーラ・マディソン、「ダーク・プレイス」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14256625 を記事にしています。
コートニー役はトゥルー・コリンズ、彼女は初めて見る女優さんでした。


物語は画家であるデジーのお話です。 売れない画家のデジーは、スランプに陥っており、エージェントにも見放されつつありました。 ギャラリーのオーナーに直談判をしようとしますが、憂さを晴らそうと、彼女はドラッグに手を出してしまいます。 そこに現れた友人のニッキー。そして誘われるまま、聞いたことのないドラッグに手を出してから、彼女の絵がだんだん進み始めます。


今作はジャンキーのお話のような展開を見せていきますが、そこから別の世界に入っていきますね。 現実なのか幻想なのか? しかしラストは残酷な展開が待っていましたね。


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家賃が払えず

 

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行き詰る彼女

 

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そして彼女は

 

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ドラッグに

 

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そして狂ったように

 

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描きまくり

 

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そして…

 

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