anttiorbの映画、映像の世界

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ザ・パッケージ/暴かれた陰謀

1989年作品、アンドリュー・デイヴィス監督、ジーン・ハックマンジョアンナ・キャシディトミー・リー・ジョーンズ出演。

西ベルリンで行なわれていた米ソの平和条約締結会議で、警備任務に就いていたギャラガー軍曹(ジーン・ハックマン)は、警備の途中で、不審なカップルを見つける。観光を装っていたが、ギャラガーの目は警戒を感じていた。 直ちに確保移送しようとした時、地元警察に足止めされ、警察の指示通り行動するよう言われていたので、二人を引き渡そうとした際に、男女は正体を現し、銃撃戦となる。 その際に同僚を殺害され、その二人も逃亡してしまうのだった。
ギャラガ―は西ベルリンでの任を解かれ、ある囚人の護送でワシントンまで移動することになる。 ウォルター・ヘンキ(ケビン・クローリー)という囚人だったが、何者かに襲われ、囚人に逃げられてしまうのだった。
ギャラガ―はどうやら罠にかかっていることを感じ、別れた妻・アイリーン(ジョアンナ・キャシディ)に協力を求めるのだった。 彼女は軍の情報部で働いており、二人でヘンキの妻(キャスリーン・リンチ)会いに行くのだった。 しかしそこで、ギャラガ―が護送していたヘンキが全くの別人だったことが判明する。 アイリーンと協力して真相を究明しようとするギャラガ―だった。
しかしその直後、ヘンキの妻が何者かによって殺害されてしまう。 その容疑者にギャラガ―に疑いがかけられてしまうのだった。
やがてギャラガーは、ヘンクと名乗る男がトーマス・ボエット(トミー・リー・ジョーンズ)であることを知る。そして、機密を調べる手伝いをしたアイリーンの友人が殺される。さらに彼女の命まで狙われていることを知ったギャラガーは、ボエットを追ってアイリーンと共にシカゴに向かった。 ギャラガーは、シカゴでヴェトナム時代の戦友ミラン・デリッチ警部(デニス・フランツ)の協力を得ることにするのだった…

こういう作品は好きですね。 時はベルリンの壁崩壊前夜の物語、大統領と書記長、お互いちょっと似ている俳優が映りますが、そんな時には必ず今までの体制を維持しようとする輩が暗躍します。
どうやらその暗殺集団は、ギャラガ―を利用しボエットをアメリカに入国させるのが目的だったようですね。 そしてその真相を暴こうとする人間をどんどん殺していく。
監督はアンドリュー・デイヴィス、先日書いた 「穴/HOLES」  http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14439757.html 「逃亡者」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12815880.html はどちらかというと監督の色が強いですね。 そして 「逃亡者」 に出たトミー・リー・ジョーンズが今回は全く違う役で登場でした。
主人公のギャラガーの協力者で二人、ジョアンナ・キャシディは 「ゴースト・オブ・マーズ」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14273499.html にも出演。 もう一人のデニス・フランツはいろんな作品で渋いわき役ですが、今回は良い役にあたりましたね。
危機一髪、米ソの接近が成功するか、世界が平和の一歩を踏み出すのか? 当時の世相を描いた作品でした。

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西ベルリンで賊と戦闘

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米ソ接近の時だった

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犯人護送中に襲われるギャラガ

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どうも嵌められた彼は元妻を訪ねる

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そしてミランにも協力を仰ぐ

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そしてボエットが活動を開始する

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