anttiorbの映画、映像の世界

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ゼイラム

1991年作品、雨宮慶太監督、森山祐子 螢雪次朗 井田州彦 吉田瑞穂出演。

大宇宙の片隅のとある街、護送中の戦士が逃亡した。 すかさずそれを追う兵士達。 しかし、一瞬のうちに辺りは血の海になり、飛び散る腕、足、胴体。 ボロボロのマントを羽織った戦士の名はゼイラム、伝説の不死身のエイリアンで、圧倒的な強さを持っていた。
そのゼイラムが太陽系7番目の惑星、地球に逃げ込もうとしていた。 当局からゼイラム逮捕を請け負った女バウンティ・ハンター “イリア”(森山祐子)と相棒のコンピューター “ボブ” は、一足早く地球へ潜り込むが、未知の惑星で仕事をするには様々な掟がある。
宇宙法に定める地球の文明度数は36/100。 あらゆる活動の痕跡を残してはならないため、やむなく彼らは擬似空間=ゾーンをゼイラムの侵入進路に張り巡らすことにした。 その中でなら地球人に気付かれ ずに奴と戦うことができるのだ。
一方、電気修理業者の神谷(螢雪次朗)と鉄平(井田州彦)は、不正に電気を使っている場所があることに対して、調べることになってしまう。 廃屋の一室に見慣れない設備が装置されているのを見つけた神谷と鉄平は、誤って疑似空間に飛ばされてしまうのだった。
ゾーンに飛ばされた神谷は、イリアから保護と、邪魔をされないように閉じ込められるのだが、鉄平も同じように飛ばされ、神谷が何か硝子のケースみたいなものに入れられ動けなくなっていることに驚くのだった。 しかし二人はここが自分たちのいた世界と違う事にまだ気が付いていない。
二人を巻き込んだまま、ゼイラムとの熾烈な戦いの火蓋は切って落とされたる。 一歩も引かぬ構えで対峙するイリアとゼイラム。 しかし間一髪の隙をついて、ゼイラムを封じ込めることができたが、ゼイラムには寄生している謎の蛇状の物体があり、それがこのシールドを開放してしまう。
そして戦いは熾烈を極めていくのだった…

これは、傑作ですね。 まずは1作目を。 
監督は雨宮慶太、私が好きな作品に、テレビシリーズ特番ですが 「鉄甲機ミカヅキ」がありますが。 映画参加は 「ガンヘッド」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/7063352.html が初めての参加で、今作が監督デビューとなっています。
主演は森山祐子、今は女優としては引退しているようですが、「雨あがる」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11466432.html にも出演していました。
そして蛍雪次朗名脇役に今はなっていますが、今作で私は彼を知りました。 「突入せよ! あさま山荘事件」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/4527523.html に出演、最新出演作は 「ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15226664.html です。
さらに井田州彦、今は“井田國彦”という芸名に改名していますが、一連の雨宮作品以外では記事にしていませんでした。

物語は脱獄したエイリアン捕獲のために地球に来た賞金稼ぎのイリアとコンピューターのボブ。 イリアは凄腕のバウンティ・ハンターなんで自信たっぷりにゼイラムの捕獲に乗り出すんですが、ここで二つの誤算が生じるんですね。
まずエイリアンだと思っていたゼイラムは、実は生物兵器で、寄生生物のようなものがいて、微妙にコントロールしたりフォローしたりしていて、稼働部が結構強力だということ。 無敵に近い存在だというんですね。
そして二人の地球人を巻き込んでしまったことが第2点ですね。 しかし、ゼイラムの強さがわかると、この二人の協力が必要になってくるんですね。
なかなかのSF作品、これは何度見ても面白いし、セクシーな森山祐子が堪能できます。

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バウンティハンターのイリア

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こいつの捕獲のため地球に

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しかし強敵だった

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分身も使うゼイラム

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3人で協力

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