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ミスター・グッドバーを探して


テレサダイアン・キートン)は6歳の時、ポリオにかかり片足が不自由になった。 彼女はそのために、背骨が曲がっており、11歳の時に手術をうけて歩けるようになったが、手術は激痛を伴うもので、全く動けない状態で耐え忍んでいるというつらい記憶が絶えず彼女には残っていた。
そして、あの苦しかった日々が、今だの彼女の心を支配しており、いつ再発するかもしれないという不安が、彼女の心を暗くしているのだった。
短大の若い教授マーティン(アラン・フェインスタイン) は、女子学生の憧れのまとであり、テレサも彼に惹かれていた。 ある日、彼女は彼の仕事の手伝いをし、彼にアタックした。 彼女が初めて女になった時だった。
やっと彼を独占できたと思っていたテレサだったが、家庭のあるマーティンにとって見ると、ただ体だけが目当ての女でしかなかった。 冷たくされると体で気を引くことを何回か繰り返すうち、いい加減我慢が出来なくなったテレサは、仕事が終わったことで彼と決別する。
父(リチャード・カイリー)は、自分のルールを押し付ける父親だった。 居心地の悪い家と娘たちは感じていて、姉キャサリン(チューズデイ・ウェルド)は、スチュワーデスをしているという事で、海外に行くことになったが、それは表向きで、実は中絶をしに行くのだとテレサに打ち明けるのだった。 付き合っていた男に振られ傷心の旅と、海外で手術を受けるという事だった。
しかしキャサリンはあっさりと別の男を見つけ、ウキウキで彼を紹介しに来る。 しかし尻の軽いキャサリンにも、その男にも父は良い顔をしないのだった。
ある日彼女は、姉の生活を目にあたりにする。 マリファナ、ポルノフィルム、夜明けに帰宅する男出入りの激しさ。 そしてテレサはとうとう父と衝突をして家を飛び出し、姉の住んでいる家に間借りをすることになった。
そして、テレサは夜の街を歩くようになり、なじみの酒場が出来る。 行きずりの男女が快感を求める所。
テレサは、昼はろうあ学校の先生になる教習所に通い、夜は酒場という生活を送るようになった。 孤独と絶望感。 そこで彼女は、酒場でトニー(リチャード・ギア)という若い男性を見かける。 その日は、トニーは別の女性と一緒だったのだが、その後彼と再会することになり、二人は付き合いを始めるのだった…

若き日のダイアン・キートンの作品、近年は熟年のいい作品に出ているようなんで、それは見る機会を楽しみにしていますが、今作は幼いころに経験したトラウマに呪縛されている女性を演じています。
面白い題名で、これは直訳なんですね。 “グッドバー”とは何か? 英語に詳しい方にはわかるでしょうが、あれの事ですね。
短大の時今まで影の中で生きてきた彼女が、初体験をしたことでタガが外れてしまった。 そして姉からも影響を受け、どんどん男に対して深みにはまっていくんですね。 さらに男だけでなく、ドラッグにも手を出し、徐々に転落していくテレサ
どうして美貌の持ち主なのに愛する男性を選んで結婚しないのか? それこそ、彼女は妊娠することをかたくなに拒んでいる、だからこそ結婚もしない、いやできないと思い込んでいるんですね。
しかし、まったく別物語のように、ろうあ学校での彼女は、天使のような振る舞いを見せます。 これが彼女の真の姿なのかもしれませんが、どちらが勝つのか、悲しい展開になっていきます。
ラストはちょっと印象的な、強烈さもある終わり方ですが、あのデスマスクが強い印象を残しますね。 何か幸せへの道があったのでは? そんな物悲しい話でした。

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教師との不倫から彼女は変わった

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家を飛び出し新しい生活に

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夜は酒場に

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昼はろうあ学校に

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そこでこの男と出会う

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