フィン・シェパード(イアン・ジーリング)とエイプリル・ウェクスラー(タラ・リード)は、前回の大きな災害で生き残ったことを本にしたことによって、その販促活動のためニューヨークに向かっていた。
しかしだんだん雲行きが変わってきて、ただならぬ気配を感じて来ていた。まさかの事態がまた起きてしまうのか? フィンはやはり身構えてしまうのだった。そして、飛行機の外を見ていると、どこからか吹き上げられたサメが翼に引っ掛かるのが見えた。
しばらくすると、サメの衝突によりエンジンの一つが不能になってしまう。いやそれどころではなく、なんと操縦席にサメが頭から突っ込んできて、助手席の操縦士に食いついてきたのだった。 必死に機長がはがしにかかるが、結局二人とも上空にサメと一緒に放り出されてしまう。
操縦士を失った飛行機は、制御不能となり、さらにどんどん降ってくるサメは機内に突入をしてきてしまう。
フィンは必至に操縦席に座り、決死の覚悟で飛行機を操り、奇跡的に着陸させるのだった。 しかしエイプリルはサメに手を食いちぎられる大けがを負ってしまった。
フィンの妹・エレン・ブロディ(カリ・ウーラー)は、彼女の家族とともにニューヨークを観光していた。彼女の夫でフィンの幼馴染みの、マーティン(マーク・マクグラス)は友人スカイ(ヴィヴィカ・A・フォックス)とブライアン(ユダ・フリードレンデル)と、彼らの息子・ヴォーン(ダンテ・パルミンテリ)と一緒にMLBのメッツに試合を見に行くことになった。
しかしニュースで、フィンの話を聞き、大変なことが起こっていることを知るエレンだった。
再び大災害が迫っている危険を彼女は感じるのだった…
前作「シャークネード」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13490314.html はひたすら嵐に巻き上げられたサメが降ってくるだけでなく、大津波が引き起こす大災害を描いていましたが、これは冒頭から空にもサメが突入してくるというパニック作品です。
正当な続編なので、前作で生き残った主人公フィンが続投します。 まあこの冒頭の活躍もあり得ないほどすごいんですが、ラストはもうあきれ返るほどの大活躍? こいつは人間では決してないという行動を見せるんですね。
物語は、この冒頭の活躍がプロローグになるほどの盛り上がりを見せますが、意外に、勇気づけられる仕上がりになっているんですね。
もちろんサメは相変わらず巨大な竜巻によって空からまた降ってくるんですが、今作は、この竜巻からニューヨークを守るというテーマも同時に存在してくるんですね。
まあちょっとこの竜巻の止め方は、フロンガスに引火させ爆発を起こさせるという設定でしたが、これは基本不燃性のガスだと思うんで、ちょっと疑問を感じましたが?
まあ究極の災害、サメパニック作品でしたね。
こんな可愛いもんだったらいいのだが
再び空からサメが、ニューヨークで
再びフィンが立ち上がる
あらゆるところに
そして切り裂く!