2021年作品、ロバート・ローレンツ監督、リーアム・ニーソン キャサリン・ウィニック ファン・バブロ・ラバ テレサ・ルイズ出演。
愛妻に先立たれ、メキシコ国境付近の町で牧場を営みながら愛犬と暮らす元海兵隊の腕利き狙撃兵、ジム・ハンソン(リーアム・ニーソン)。 ある日、メキシコの麻薬カルテルの魔の手を逃れ、 越境してきた母子を助けたことから、彼の運命は大きく変わり始める。 カルテルに撃たれた母親のローザ(テレサ・ルイズ)は、ジムに11歳の息子ミゲル(ジェイコブ・ペレス)を託して絶命した。 ミゲルをシカゴに住む親類 のもとに送り届けてほしい。
日々の生活に手いっぱいのジムだったが、仕方なくこれを引き受ける。 一方、米国に侵入したカルテルは執拗に彼らを追撃。 迫りくる危機に、 ジムは必死に抵抗する。果たして彼は、ミゲルを守り、シカゴにたどり着くことができるのか? 命を懸けた戦いの火ぶたが、切って落とされた。
監督はロバート・ローレンツ、「人生の特等席」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/7800417 でも情緒的な作品を撮っていましたね。
主演はリーアム・ニーソン、「アイス・ロード」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/11/25/060000 も11月に公開されましたが彼の作品は日本ではよく公開されますね。人気が高いんですよね。
亡き妻の娘のサラ役でキャサリン・ウィニック、「ポーラー 狙われた暗殺者」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15891843 に出演していました。
今作は決してリーアム・ニーソンが無敵の男ではありません。 しかし元海兵隊で、題名の“マークスマン“というのは選抜射手という海兵隊の中の専門の800メートル以内の標的に対してより正確な射撃をするために訓練された歩兵のことを指すということで、これが彼の技術なんですね。
しかし、妻に先立たれ傷心の彼は、律儀に生きて余生をなんとなく過ごすことで、このある事情で密入国をした母子を型通りに通報したことで事件に巻き込まれていきます。揺れ動きながらミゲルと行動していくジム、より人間的な悲しい強い男でしたね。