anttiorbの映画、映像の世界

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ザ・サンド

2015年作品、アイザック・ガバエフ監督、ブルック・バトラー、クレオ・ベリー、シンシア・マレル出演。

卒業パーティーで盛り上がる学生グループ。 場所はピーチで、羽目を外しまくる卒業生たち。 その光景をビデオに収めようとするメンバーもいた。それは深夜まで続き、ようやく酔いと疲れから、各々眠りについて行った。
そして、ビーチパーティの翌日、二日酔いの若者グループは太陽の鋭い日差しで目を覚ました。 
カイリー(ブルック・バトラー)とミッチ(ミッチェル・ムッソ)の2人は、監視塔の事務所で目を覚ました。 カイリーのボーイフレンド・ヨナ(ディーン・ガイヤー)は、チャンダ(メーガン・ホルダー)の隣で、車の中で目をさまし、車の後部には、ヴァンス(ヘクター・デヴィッド・ジュニア)と彼のガールフレンド・ロニー(シンシア・マレル)がいた。
そしてひときわ太ったギルバート(クリーオ・ベリー)はなぜかドラム缶に下半身を突っ込んだ形になっていた。 しかし不思議なことにそれ以外の大勢いた学生たちの姿は消えていた。 みんな起きてそれぞれ帰って行ったのか?
しかし、初めに異変に気がついたのはケイリーだった。 鳥が砂地に降りたとき、吸い込まれるように砂の中に消えて行ったからだった。 何かあると思ったのだが、マーシャ(ニッキ・リー)が砂に降りてしまう。 なんと彼女の体が砂に吸い込まれていくのだった。 予期せぬ恐怖が彼らを襲いはじめるのだった。
さらにヴァンスが確かめに降りたとき、彼も砂から動けなくなり、必死に抵抗する彼は砂に埋もれていくのでなく、砂に食われていることがわかった。 地中から現れる無数の触手に体を吸いつかれ、無残に切り刻まれ、血の塊となって地面に沈んでしまうのだった。
ビーチそのものが肉食性の怪物と化していたのだった。 ありえない事態にとまどいながらも生き残った6名の男女は、砂浜に体を触れないように、故障した車、監視塔、サーフボードを駆使して、砂浜からの脱出を図るが…

砂の中にいる生物が、突然飛び出して襲いかかるというのは、「トレマーズhttp://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/9278872.html シリーズが有名ですが、今作は、砂が人間に襲い掛かるというお話のようなんですが。
あれだけいた仲間たちが忽然と消えている。 残されたのは車で寝ていた人間と、見張り台にいた人間だけ。
そう、砂と接触していない人間だけが、生き残っているんですね。 ドラム缶に突っ込まれたギルバートも同様です。
この大分おデブのギルバートは、動くこともできず、途中から起こっている惨劇にどうすることもできないで、ドラム缶にいるんですね。 これが何とも滑稽で(^^)
さあ、ここからどう脱出するのか? もちろん車は動きません。 助けが来るまで待つのか? いつ来るのか? 砂浜全体がヤバいのか? いろいろ試すメンバーですが、はたして、というちょっと変わったモンスター作品です。 あくまでもどうやってしのぐのかが見ものですね。
もちろんこの本体はそう簡単にはやられません。 またどこかに移動していく不気味なエンディングですね。
監督はアイザック・ガバエフ、初めて鑑賞の監督ですが、設定は面白いですね。 厄介なモンスターでした。

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車の中で目覚めた4人

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そしてドラム缶に入っているギルバート

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しかし砂に触ると

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喰われてしまう

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食い破られるのだ

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やっと来たビーチの監視員も

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