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ベン・イズ・バック


クリスマス・イヴ、ニューヨーク州郊外。
ベン(ルーカス・ヘッジズ)は久し振りに実家へと帰省するが、家族は家を留守にしていた。 窓を覗きこむベンに気づいた愛犬ポンスは、家の中で嬉しそうに尻尾を振る。
そこへ、教会で開催されるクリスマスイベントのリハーサルを終えたホリー(ジュリア・ロバーツ)が娘3人を連れて車で帰宅した。 息子との久方ぶりの再会に、ホリーは喜びで胸いっぱい。 満面の笑顔でベンを強く抱きしめる。 一方、ベンの妹・アイヴィー(キャスリン・ニュートン)は車から降りることもなく、義父のニール(コートニー・B・ヴァンス)に帰宅を急かすメッセージを送信する。
ベンは、更生施設にて麻薬依存症が大きく改善されたため、支援者からクリスマスを家族と一緒に過ごす許可を得たと報告する。 その朗報にホリーは顔を綻ばせるが、アイヴィーと夫のニールは、懐疑的な態度を崩そうとはしなかった。
夫婦で話し合った結果、「ベンが尿検査を受けること」 「尿検査をクリアしたとしてもホリーが常時ベンを監視すること」 という2つを条件に、1日だけ滞在を許可する。提示された条件を素直に飲むベン。 そして、尿検査の結果も陰性だったことに安堵したホリーは、幼い義妹達にクリスマスプレゼントを買いたいと言うベンの頼みを聞き入れ、一緒にショッピングモールへ出かける。
買物を済ませ休憩を入れようとソフトドリンクを買いに行ったホリーは、以前ベンの主治医だった男性に遭遇する。 ベンが14才で怪我をした時、その元医師は合成オピオイド薬を処方した。
薬の中毒性を心配したホリーに、元医師は当時 「大丈夫だ」 と主張。 しかし、ベンはそれ以来麻薬中毒になり、再発を繰り返していた。 元医師は認知症を発症しその事実を全く覚えていなかったが、ホリーは、惨死を望むと元医師に吐き捨てる。
その頃、母の帰りを待っていたベンは、地元の知り合いであるスペンサー(デヴィッド・サルディヴァル)を見かけ、昔の自分を思い出し動揺する。
ベンは直ぐに更生施設の支援者に連絡を入れ、助言通り近くの自助グループの会合へ参加を決める・・・

これはいかに薬物に手を出すと、更正が難しいかを、リアルに描いた作品でした。
監督はピーター・ヘッジズ、監督作品は初めて見ますが、「ギルバート・グレイプ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15954881.html の原作者でもあります。
主演はジュリア・ロバーツ、「ワンダー 君は太陽」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15563734.html とはまた違った母親象ですね。 でも共通しているのは息子を守ろうとする母親のあり方でしょう。
そしてルーカス・ヘッジス、「ある少年の告白」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15943950.html でも大変な役柄でしたが、今作もきつい役どころでした。
キャサリンニュートンも良いですね。 「名探偵ピカチュウ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15954873.html が近作ですが、難しい妹役を演じていました。

物語はクリスマスイブに教会に行き、明日の準備をする母と二人の子どもから始まります。 でも留守の家になにか不審な若い男が。 彼がベンでした。 薬物中毒で施設に行っていたベンが突然帰ってきました。
ホリーと幼い二人の兄弟は喜びますがアイヴィーは恐れの表情、そしてすぐに義父を呼ぶんですね。 いかに昔のベンが恐ろしかったのか? しかしベンは、しっかりした態度で、クリスマスを家で過ごす条件を受け入れるんですが。

今作は一度薬物を手にして、中毒になった人間は、やはりそれなりの環境下で、周りから遮断した生活を送らないといけないということをリアルに描いています。 自分さえしっかりしていたらという問題ではなく、誘惑、そして昔の仲間、さらには更正するグループも安全ではないんですね。
しかし憤るのは、医者の安易な処方ですね。 彼は望まずに中毒に陥ってしまったんですね。 そして当の本人は認知症に、後ろめたいことを一切忘れている、ここが一番の悪かもしれませんね。

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突然帰ってきたベン

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しかし、彼女は警戒を

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しかし立ち直ったように見えるベン

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そしてクリスマスのイベントに

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しかし、いろんなところに

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