アメリカのハイスクール、ブラックフット学園。 いつもカメラ片手に生徒達を取材しているマディ(ケイトリン・ステイシー)は、その日チアリーダーチーム 「ブラッドハウンド」 の女王アレクシス(フェリーシャ・クーパー)にインタビューしていた。
ところがチアの演技中、大技に挑戦したアレクシスは着地に失敗し頭から落ちて死亡してしまう。 3ヶ月後に開催された 「ブラッドハウンド」 のオーディション。 そこには派手にイメージチェンジしたマディの姿があった。 彼女は激しいダンスを披露し、見事チームの一員になります。 これがマディの復讐の第一歩だった。
マディはパソコンに向かい、自分の決意を録画するのだった。 アレクシスの恋人だったテリー(トム・ウィリアムソン)は女の敵、最終学年を地獄にしてやると宣言。 そしてアレクシスに代わってチームナンバーワンの座とテリーを手に入れたトレーシー(ブルック・バトラー)を罵り始めるのだった。
そんな真意を隠したまま、トレーシーに近づき親しくなっていくマディ。 テリーの浮気話をでっち上げ、2人の仲を裂き始める。
彼女は色とりどりの石を地面に広げ、黒魔術の儀式を始めるのだった。 そんな彼女に、姉マーサ(リーニン・ジョアニンク)と共にチアリーダーチームに在籍しているハンナ(アマンダ・グレイス・クーパー)が近づいてくる。
ハンナはマーサの恋人マニー(リー・パーカー)に恋をしており、彼に振り向いてもらう術を教わりに来たのだった。 しかし草むらでセックスするマディとトレーシーを目撃したリーナは泣きながらその場を走り去っていく。 そこへアメフト部のリーダーでもあるテリーが車で到着する。
チアリーダーを馬鹿にするテリーをトレーシーが侮辱し、乱闘が始まってしまう。 車で逃げるマディ達を追いかけるテリー達。 スピードを出し過ぎたマディ達の車はガードレールを突き破り転落してしまう。
思わぬ事故にテリー達は慌ててその場から逃げ出してしまうのだった。
事故を目撃したリーナが何とか車から全員引っ張り出すが、彼女達は既に死亡していた。 嘆き悲しむリーナは黒魔術の石を使い、「戻ってきて、お願い」と強く念じると石がマディ達の体に潜り込むのだった。 最後にリーナの首に石が埋め込まれ、悲鳴が夜の空に響きわたる…
女の園・チアリーダーが舞台のこの作品、ゾンビではありませんが、一度死んだ女の子たちが黒魔術でよみがえる話。 もちろん死体なんで、以前の生きていたころの体ではありません。 血を吸ったり、常人よりも力は強くなっています。
これ女の子たちの間も複雑で、さらにそこにアメフト部の男子連中が絡んでくるんでちょっとややっこしい。 まあいったん事故で死んでチャラになるんですが、そこからも人間が入れ替わったりしてしまうのがもっと複雑になるんですね(^^)
ただラストはなかなかのバトルとなります。 キーポイントは不思議な色とりどりの石ですね。
監督はラッキー・マッキー、クリス・シヴァートソン、二人の共同監督で、ラッキー・マッキーの方は、ホラーを多く撮っていていずれは見る機会もあるかも。 いっぱい女の子が出てきますが、トレーシー役のブルック・バトラーは 「ザ・サンド」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13989600.html で主役をやっていました。
ラストがちょっとハードなわちゃわチャなホラーでした(^^)
花形のチア
しかしどろどろの内面
しかしそんな中
不思議なことが
石の不思議な力が