anttiorbの映画、映像の世界

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リバース

1997年作品、ルイス・モーニュー監督、ジェームズ・ベルーシ、カイリー・トラヴィス、フランク・ホェーリー、M・エメット・ウォルシュ出演。

ある研究施設で、ブライアン(フランク・ホェーリー)は実験を繰り返していた。 それは時間を遡る実験だった。 しかし何度やっても上手く行かず苛立っていた。 しかし突如、振動が起き、世界が巻戻るのだが、彼は気が付いていない。
数日前の人質事件での衝撃を癒すために旅に出た女刑事カレン・ウォレン(カイリー・トラヴィス)。 テキサスの砂漠の真ん中で車がクラッシュを起こし、そこへ通りかかったフランク・ロイド(ジェームズ・ベルーシ)と、その妻・レアンヌ(シャノン・ウィリー)の乗ったシボレーをヒッチハイクした。
途中ガソリンスタンドに立ち寄ったフランクは、そこで店主のサム(M・エメット・ウォルシュ)から取引をしているマイクロチップの代金をもらうが、同時にレアンヌの浮気の現場写真を見せられる。 車内で逆上したフランクは、カレンの制止も聞かず、レアンヌを射殺してしまう。
カレンは銃口を向けるフランクから逃がれ、近くの研究所の中へ逃げ込む。 そこには研究員のブライアンがいた。 必死にドアを開けさせ、中に入り込んだカレンだったが、時間の逆行装置が誤って作動して、カレンは20分前のフランクの車中へとタイムスリップしてしまう。
過去へ戻ったことを悟ったカレンは、レアンヌを助けるためフランクの銃を奪おうとするなど、孤軍奮闘するが、レアンヌどころか警官や罪のない旅行中の家族までも巻き込んで死者は膨らんでしまうのだった…

監督はルイス・モーニュー、数作監督作品があるようですが初鑑賞です。
主演のカレン役はカイリー・トラヴィス、初主演作、彼女も初めてですね。 そしてジェームズ・ベルーシ、「レッド・ブル」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/7872111.html 以来で観ましたが、今作では凶悪な役柄でした。
物語は、この後タイムループの中に入ってしまうカレンの物語ですね。 何度やっても、ほぼ同じシチュエーションになってしまう。 いやそれ以上にもがけばもがくほど、犠牲者が増えて行ってしまうんですね。
もちろんカギを握っているのはブライアンなんですが、彼の研究中の逆行装置が不完全なところから、この時間の渦から抜け出ることができません。
しかし、この作品、さすがにいろいろ穴があるんですね。 どうしてカレンだけが記憶を残して時間を遡れるのか? ここが重要で、この後出て来るもう一人の人物がこの時間の迷路から抜け出す助けをしてくれます。
ローコストですが、なかなかのアクションSF作品でした。

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車がクラッシュして途方にくれてしまうカレン

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そしてこの夫婦の車に乗せてもらうが

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途中で妻の浮気を知ってしまい

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カレンが逃げ込んだ先は研究所だった

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時間は戻るがまた繰り返し、いや悪化に

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