anttiorbの映画、映像の世界

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スパイ・ゲーム

2001年作品、トニー・スコット監督、ロバート・レッド・フォード、ブラッド・ピット出演。

中国で、予防注射の医師チームが来た。 そこは収容所で、囚人たちに処置を行っている。 しかし白人の医師が、電力設備に触れてしまい感電してしまい意識不明になってしまう。 仲間の処置もむなしく死んでしまい別室に運ばれる。
しかし彼はトム・ビショップ(ブラッド・ピット)という男だった。 彼の仲間は何やら注射をしてその安置した部屋から出て行った。 
そして予防注射は再開されたが、ある電源設備は不能になってしまう。 しかし死体が、トムが、目を覚ましたのだった。 一時的な仮死状態から目を覚ました彼は、監視カメラの電源が切れている隙にある囚人のところへ向かう。
そこ に寝ていたのは一人の女性だった。
何とか救出し、予防注射が終わり、間一髪電源が復旧する直前に彼女を救出、しかし救急車が出ていく寸前、この計画がばれ拘束されてしまった。
1991年。 東西冷戦の終結と共に、CIAの作戦担当官として数々の伝説を築き上げてきたネイサン・ミュアー(ロバート・レッドフォード)も、引退の日を迎えようとしていた。 そんな時に飛び込んできたのが、彼が育て上げたエージェント、トム・ビショップの危機を報じるニュース。 中国で逮捕されたビジョップだが、米中関係融和の潮流から、上層部は見殺しにするつもりだった。
1975年にユエ陥落後のベトナムで出会って以来、直接の交流は途絶えた今も、師弟関係で結ばれている2人。 またミュアーは、自分の職業倫理のせいで、ビショップが戦火のレバノンで心を通わせたNGO職員のエリザベス(キャサリン・マコーマック)との苦い恋を締めくくる結果になったことを気にし てもいた。 そんなミュアーに残された時間は、在職中である1日だけなのだった…

今は亡きトニー・スコット監督作品、CIA絡みのアクション作品かと思いきや、意外とドラマ作品というか、サスペンス色の強い作品でした。
レッド・フォードとブラピのダブル主演のような感じで、そこにヒロインとしてキャサリン・マコーマックが絡んでくるキャスティング。 この冒頭の失敗した救出劇の、奪還作戦をいつするのかを焦らされる物語なんですね(^^)
物語はこの後、トムとネイサンの関係、出会いから、いろんな一緒に行った作戦などを振り返っていくんですね。 それは基本的に、中国で捕まった彼を助けるのかどうかというところの判断を決定するために、ネイサンが幹部に説明とい うか事情を話すんですが、何かあまり熱意を見せようとしない感じに見えるんですね。
もう退職するからなのか? また今は関係を絶っているからか? はたまた国際情勢が絡んでいるからなのか? 
しかし飄々としながら、裏では今までの人脈を生かし、いちばん速やかに奪還できるお膳立てをしているネイサン。 ラストの傷だらけのブラピの顔が一瞬崩れるシーンが味わがあるんですね。
しかしこういう作品を見ると、本気になった時のアメリカのやり方は凄いなあと、改めて思いますし、2001年当時は本当に凄味があったのかもしれない、逆に今はそこまでの強さ、影響力は落ちているのかも? なんて感じてしまいましたが。

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最後の日を迎えたネイサン

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そこにトムに関するニュースが飛び込んでくる

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2人は過去に姉弟関係にあった

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ベトナムでの仕事

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はたしてトムを救えるのか?

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