anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

川越スカラ座

不定期で書いて行こうと思いますが、その第1回は、やはり埼玉県民としては、地元の古き良き映画館を。
「川越スカラ座」を取り上げようと思います。

場所は川越駅から、歩くと大人の足でも25分くらい、ちょっと引っ込んだところにあるので、迷ったりすると小一時間かかってしまう事も(^^)
初めて行ったときは、大体ここらへんかという甘い感じで歩いて行き、1時間の余裕がどんどんなくなり、開園時間の10分前に何とか滑り込みました。
どうして迷ったのかは後でわかったことですが、川越にはもう1館、劇場があったんですね。 埼玉県川越市松江町1-17-7にあった 「シアターホームラン」 、この場所とすっかり勘違いしていて、もうここは閉館していたんですね。

私がここで初めて見た作品は、おととしの夏に見た 「アクト・オブ・キリング」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11982535.html でした。
都内の上映が終わり、何とか劇場で見たいなあと思っていた時、自宅から3番目に近いここで上映をしているという事で、夏休みに見に行きました。 そして迷って汗だくになりながら駆込んだのでした。

そして昨年の夏に 「ルック・オブ・サイレンス」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13373389.html というその続編を見に行きました。 何か殺伐とした作品ばかりでしたが、今回もまた…

まあそれは明日の記事で書くとして、ここに写真ではありませんが、昔のVHSビデオをご自由にお持ちくださいというコーナーがあったんですよね。 お気持ちを入れてくださればという箱があり、迷った挙句手ぶらだったので今回は見送って泣く泣く次のシアターに移動したんですが(^^)

この劇場は、前身の寄席だった 「一力亭」 として1905年に建造され、戦後の1945年に 「川越松竹館」 として封切館になったそうです。 現館名は1963年からという事です。

しかしライバル館が閉館したと同様に、一時は休館になったという歴史もあり、今は経営が変わって復館されて今に至っています。 だいたい日に3~4回上映が行われ、2作品を交互に上映、1作品あたり1500円という事で、自由席ですがいったん退場させられるんですね。

昔の封切館とは違う作品構成ですが、味のあるミニシアターで上映される作品がかかり、最近で未見な作品だと 「しあわせへのまわり道」 「恋人たち」 「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」 「海賊じいちゃんの贈りもの」 「ベトナムの風に吹かれて」。
私が見たいな、でもなかなか行けなかった作品群が多いんですよね。

でもどうしてもアクセスが悪く、なかなか大変なんですが、できれば3連休の最後の月曜日に行く段取りをしたいですね。 というのは毎週月曜日はサービスデーで、1000円なんです。
ただ、ほとんどの上映館でやっている毎月「1」の日のサービスはやっていません。 12月1日だけは映画の日という事で1000円ですが。

そして晴れて、ポイントカードを作り、ちょっと張り切ろうかと思いました。今年はここで何本見ることができるんでしょうか?

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一番街方面から見た入口

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正面から、私が行ったときは、「こんなところに映画館がある」といったカップルがいました

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ロビー、今はちょっとごちゃごちゃしていますが

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こんな感じの客席